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Co840緩斜面 Alyeskaと温泉山
   
足元のAiyeska 温泉山頂上
   
コルの地吹雪 西峰直下
   
西峰頂上  西峰から本峰
   
樹間に糠平湖 高速L終点 
   
 直線的な道路 コブ斜面から 
   
緩斜面トレース GPSトラック
■山行年月
2019.02.18
■天気
晴時々曇
■同行者
単独
■山行形態
積雪期登山(山スキー)
■コース:往路/帰路
スキー場コース
コースタイム
駐車場 6:40
レストランAlyeska  8:10
温泉山西峰  10:00
所要時間  3:20
温泉山西峰 10:05
第二高速下緩斜面 11:20
12:15
駐車場 12:40
所要時間 2:35
469.温泉山(東大雪/1281M)
体調維持目的のゆるゆる登山も閉鎖中のゲレンデ滑降は意外にも苦戦
ニペソツ山山行が肉体的にも精神的にもかなり強烈だったので、休養期間を長めにとるつもりだったが、1週間もすると何やら落ち着かなくなる。自分では、「山が命」などと思っている訳でもないのだが、深層心理にガッチリ組み込まれているのかもしれない。それでも、流石にハードな山行を組む気にはなれず、糠平源泉郷スキー場の山・温泉山に決める。ちなみに、このスキー場、プリンスホテルが運営していたころは、温泉山山頂近くまでゲレンデが整備され、4基の高速リフトがフル稼働していた。クラシカルな雰囲気のあるスキー場で随分と通ったものだ。現在は、地元のホテルが営業・整備エリアを大幅に縮小し細々と運営している(コース2本、リフト2基)。自宅から近いし、ゲレンデや林道を上がるのでルートファインディングにも難しさはない。獲得標高も700メートルと手頃だ。もっと簡単に登ろうというのであれば、第一高速リフトを使いCo860付近まで一気に上がるという方法もある。高度にして280メートル、1時間強は短縮できるだろう。今回が如何にゆるゆる登山とはいえ、流石にそれでは気が引ける。ズルをすることなく麓から上がることにし、先ずは第一高速コースを20分ほど辿り、右手の道路(道道85号鹿追糠平線幌鹿峠=冬季通行止中)に入る。雪が断続的に降るが、天気は回復傾向にあり、躊躇なく進む。道路が大きく左に曲がるところで(Co730)で斜面に取付く。ここはもうゲレンデで、少し上がると左下に第二高速リフトの乗り場が見える。リフト下を横切る緩斜面は快適そうだが、時折、強風が吹き荒れ雪煙が舞う。優しい新雪ラッセルを黙々とこなす。第二高速リフトの降り場(Co930)を過ぎると、ほどなく、レストラン「Alyeska」で、左下には第三高速リフトの乗り場がある。勿論、完全にクローズされているが、ガラスを多用した造りは今でも解放感タップリだ。ここで幾度となく食事を摂りコーヒーを飲んだ。多くのスキー客が集い、眩し気にゲレンデを眺める。街場の喧騒とは違った賑わいがそこにはあった。当時は、不変の風景と信じて疑う事もなかったが、その時すでに荒廃のドラマは始まっていたのだろう。施設がそのまま残されているだけに残酷だ。懐かしさと虚しさを抱きながら登行を再開する。ブッシュの飛び出すゲレンデにはスノーモービルやスキーのトレースが僅かに浮かぶ。道道を横切り、緩斜面を一登りするとリフト下に出る。ここからはリフトに添って急斜面に取付く。嘗てコブ斜面として整備されていたところで、雪が一気に深くなる。腰まで埋まるようなシーンもあり、雪の詰まり方が一様ではないようだ。もしかすると、クラックが入っているのかもしれない。急斜面を登り切った辺りから右手の樹林帯に入る。15分も上がると平坦な頂上で赤いテープが風に棚引いている。樹間に糠平湖や湖畔が望めるだけで、他方向は樹々が邪魔をして眺望は得られない。ついでなので、西峰にも足を伸ばすことにする。コルまで降りると目指す西峰が視界に入ってくる。鋭角的な容で、本峰とは対照的だ。高さも西峰の方が10メートルほどは高い。眺望は本峰と大差ないが、西に位置している分、北西方向の視界は良くなる。ウペペサンケや屏風山がガスの中に浮かび上がる。アングル的には新鮮で、好天なら一声上がるところだろう。往路を戻り、第三高速リフト降り場付近まで行ってみる。優しい陽射しに包まれ、今にでも動きだしそうな錯覚に陥る。思えば、クローズして以降もスキー場関連施設はそのままの様だ。撤去、解体には多額の経費が必要となるが、朽ちるに任せるのは無責任というべきだ。山の環境復元という視点から対策が進むことを願う。もっとも、再開や有効活用のプランがあるのなら別だが‥。下降を始めてすぐ、コブ斜面で2度も派手に転倒してしまった。気持よく滑っていると、いきなり、板が刺さってしまうのだ。広い緩斜面まで出ると雪の状態は改善されるが、見た目ほどスキー操作が容易でもないし、楽しくもない。以前、北大雪スキー場でクローズ中のゲレンデを滑ったが、あまり楽しめなかったことを思いだす。但し、眼下に糠平湖が広がりロケーションはいい。レストランAlyeskaまで降りて早めのショートランチの後、連絡林道から第二高速リフト下の緩斜面まで降りる(Co900)。雪面の状態が良さそうなので、高度差100メートルほどを3本滑る。空身だったこともあり、ここはそれなりに楽しめた。ラストは営業エリアの第一高速コースに向かう。このコース、急斜面が2箇所ほどあるが、ほとんど林間コースといった趣だ。平日ということもあるが、予想通りの貸し切り状態だ。新雪の微かな抵抗感が何とも言えない感触だ。フォームチェックをしながら駐車場までゆっくりと滑り降りる。車まで戻ってみれば、スタートして6時間が経っていた。その内容はともあれ、山行時間だけみれば、「ゆるゆる登山」とは言えないかもしれない。今季後半は夕張山地の山をいくつか予定している。その前に同級生との登山もある。体調維持は必須条件で、その意味において今回の登山は目的を達成したと思う。