トップ  自己紹介  マイソアラ  登山トップ  ギャラリー  ブック  BBS モータースポーツ 映画日記 リンク

マイソアラタウンはリンクフリーですが、予告なく閉鎖することがありますのでご了承下さい。

メッセージはこちらまで : uzzso9003@song.ocn.ne.jp

copyrigrt(c)2001~2004 shun1@ikeda All rights reserved

   
606から狩勝山  コルから狩勝山
   
登山者と頂稜 頂上から北望
   
頂上から南望 頂上から東望
   
頂稜雪庇①  頂稜雪庇② 
   
垂涎の東斜面 GPSトラック
■山行年月
2018.12.13
■天気

■同行者
単独
■山行形態
新雪期登山(山スキー)
■コース:往路/帰路
北尾根
コースタイム
登山口 10:55
狩勝山 12:50
所要時間  1:55
狩勝山 13:00
登山口 14:05
所要時間 1:05
462.狩勝山(北部日高/985M)
黒岳で凹んだ気持ちを払拭し一年の締めくくりに相応しい山行に
毎年のことだが、年の瀬が押し迫ると何かに追い立てられるように山に向かっている。20年も山をやっていると、ある種のセレモニーであり、ケジメなのだと思う。今季はここまで、まとまった降雪は平地で1回のみ。山は多少事情は異なるにせよ、峠の画像情報等を見る限り例年よりは雪は少ないようだ。家を早く出たので、先ずは偵察がてら日勝峠に向かう。日勝ピーク取付付近の状況と言えば、笹ブッシュがかなり出ていて雪不足は顕著だ。無理すればスキーで上がれなくもないが、北斜面は北西風をまともに受けるため、笹の海が広がっているのは想像に難くない。滑りを楽しむレベルには程遠く、予定の狩勝山に車を回す。新得の市街地を過ぎると、明らかに降雪量が違う。狩勝峠まで上がると、目指す狩勝山の真っ白な東斜面が飛び込んでくる。落合側に5分ほど降りると登山口で、ここの標高は500メートル強である。どう見ても1000メートルを超える日勝峠より雪は多い。やはり、日勝峠は十勝型の天気傾向にあり、狩勝峠は上川型の天気の影響を受けやすいのだろう。先客のものと思われる車が1台止まっており、樹林帯にも新しいトレースが伸びている。時にトレースを拝借しながら直線的に樹林帯を進む。所々にブッシュは出ているが、全く支障にはならない。Co606で樹林帯を抜け出すと、眼前には樹木の無い緩斜面が広がり、そのやや左奥に狩勝山が見えてくる。ルートとなる北尾根にも雪がついており安堵しつつ、おそらく、笹原であろう平原を南西に向かう。右からの尾根に合流し笹斜面を一登りするとCo711で、ここまで50分は予定通りだが、風が強くて山全体が唸っているようだ。小休止したいところだが、止まっていると寒いので行動を継続する。この辺りは唯一尾根形状が明瞭なところで、浅いコル地形となっている。風の抜け道で、吹き溜まりや雪庇ができやすく、今回もそれなりの雪庇が出来ている。ふと、左下の樹林帯に目をやるとスキートレースが刻まれている。前述した登山者のものだろう。尾根形状はCo730付近で斜面に吸収される。いつもなら、北側から頂稜に上がるが、風が強いので、やや東斜面寄りにルートをとる。急斜面にジグを切っていると、斜面下に北進するパーティを見る。下山中と思っていたが、私の後を上がってくるではないか。東斜面を楽しむため登り返しているのか、それとも、沢寄りに上がってきたのか‥。聞いてみたかったが、その機会は訪れなかった。頂稜まで上がると、傾斜が緩み、可愛いい雪庇が迎えてくれる。「まだまだだなあ」と思いながら、直下の疎林を抜けピークに立つ。ガスって遠望が利かないこともあるが、眺望面で目を引くものもない。行動食を摂り、シールをはがす。10分ほどの頂上滞在の後、下降を開始する。前述のパーティの姿はなく、東斜面にはま新しいシュプールが刻まれている。先を越されてしまった感は否めないが、迷うことなく斜面に突入する。素晴らしい雪質で、舞い上がる雪煙が心地よい。Co850付近まで滑り降り、荷をデポして登り返したことは言うまでもない。スキーに関して、黒岳では凹んだ気分だったが、ここにきて少しだけ自信を取り戻すことが出来た。終わり良ければ全て良し、1年間を締めくくるに相応しい山行となった。
今年は雪山を中心に23回の山行を積み重ねることが出来た。振り返ってみると、毎年同じようなパターンで目新しさはないが、私自身、それでも充分だと思っている。若い時はチャレンジングな山行を志向しがちだが、もうその年齢ではない。無理せず、事故なく山を楽しむことが肝要なのだ。そんな中でも、夕張マッターホルン(4月)と1857峰北西面沢(9月)を単独でやり切った。私の中ではキラリと光る山行で、まごうことなき、2018年の「二名山」であろう。
来たるべき2019年も欲は出すまい。体調を整え、謙虚な気持ちで山に向かいたいものだ。