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Vol.6 上海6時間(WEC第7戦)他
★ジャンル レース他
★月日 2013年11月8日(金)〜9日(土)
★場所 上海インターナショナルサーキット(中国)/ 1周5.451キロメートル
★レースカーデータ1@ トヨタTS030HYBRID2013年仕様 8号車
★ドライバー ★予選結果 ★決勝結果
A・デビッドソン、S・サラザン,S・ブエミ 1分48秒694(LMP1 3位) リタイア(143周サストラブル)
★レースカーデータA トヨタTS030HYBRID2013年仕様 7号車
★ドライバー ★予選結果 ★決勝結果
A・ブルツ、N・ラビエール 1分48秒013(LMP1 1位) 総合2位(190周 +15.374)

★思いつくままに感想など‥
不完全燃焼の富士から3週間後、トヨタは完全なるシリーズ初勝利を上げるべく2台のTS030HYBRIDを上海インターナショナルサーキットに持ち込んだ。上海ラウンドは日程が2日間で、初日(8日)に2回の公式練習と予選が行われるというタイトなスケジュール。トヨタのハイダウンフォース仕様はフリープラクティスから好調で、アウディと遜色ない走りを見せた。そして、予選では、トヨタ7号車が0.089秒差で今季初のポールポジションを獲得し、8号車も3番手グリッドを確保した。富士では半信半疑のところもあったが、ここに来てトヨタに速さと力強さが戻ったような印象である。期待が高まる決勝レースは、ポールからスタートした7号車がトップを快走し、3番手スタートの8号車もアウディとの序盤の闘いを制し2番手に浮上。早くもワンツー体制を構築する。最初のピットストップは8号車が先で、数周遅れで7号車が入る。アウトラップで慎重なドライブを強いられる7号車を8号車がパスしトップに立つ。盤石なレース運びのトヨタだったが、レースが4時間を超えたところで7号車が左リアタイヤのパンクに見舞われる。規定のピットイン後の僅か3周後に予定外のピットインを行い、タイムを大きくロスする。不運はまだ続き、その数分後には8号車がサスペンショントラブルに見舞われレースを終えることになってしまう(序盤の他車接触に起因する)。7号車はラスト35分で給油のためのピットインを行い、首位でレースに戻るも、パンクのため予定外の交換を強いられたタイヤの消耗は激しく、最終盤でアウディ1号車に逆転を許すことになってしまう。上海で勝利の女神がトヨタに微笑むかに見えたが、結果は落胆の2位に終わってしまう。7号車のパンクが序盤に発生していれば、違ったレース戦略もあったのだろうが、ラスト2ステイントで起きては、選択肢はほとんどない。運がなかったと考えるしかない。マシーンの戦闘能力は確実に向上している。有終の美をバーレーンで飾って欲しいものだ。なお、このレースで、アウディ2号車のトム・クリステンセン、アラン・マクニッシュ、ロイック・デュバルの3人がドライバーズタイトル獲得を決めた。

★ヤルノ・トゥルーリ
ヤルノ・トゥルーリと聞いてピンとくる人はトヨタF1時代を知る人である。彼は、2004年から2009年までトヨタF1チームに所属していたドライバーで、トヨタが初表彰台を獲得(2005年マレーシアGP)したのも、初ポールを獲得(同年アメリカGP)したのも彼のドライブによるものである。その彼が最近、イタリア人ジャーナリストのインタビューに答えて興味深いコメントをしているので紹介しよう。ズバリ、「トヨタが未勝利のままF1を去らなければならなかった理由」について触れている。曰く、「トヨタには勝利する充分な実力があった」とし、未勝利で撤退しなければならなかったのは「トヨタF1チームを率いたTMGトップのジョン・ハウエットに問題があった」としている。例えば、タイヤ屋のパスカル・バセロンを技術上層部として起用したり、技術面でラルフ・シューマッハーに頼り過ぎ2年間を無駄にした‥等、J・ハウエットにチームを適切に運営・統率する力量がなく、多くの過ちを犯していたというのだ。勿論、これはトゥルーリの主観的な見解だが、何となく、頷けるような気もする。トヨタが莫大な資金を投入したにもかかわらずF1を勝てなかったことを不思議がる関係者は多かったからだ。今、トヨタはWECを闘っている。トヨタレーシングは紛れもなくTMGそのものであり、過去の話と簡単に片づけられない面がある。現在のTMGがF1時代のそれと同じとは思えない。トップは日本人に変わり、スタッフの入れ替えも行われたに違いない。時間の経過とともに、組織も人も変わるのである。それでもなお、今季のWECの闘い方や2014年シーズン対策などを見ていると一抹の不安を払拭できないでいる。もっとも、今頃になって何故トゥルーリが口を開いたのかという疑問もある。折しも、トヨタのF1復帰がささやかれ、彼自身、インタビューの中で「復帰すれば嬉しいし、マネージャーとして手を貸す用意がある」と語っている。控え目なドライバーとの印象があったが、将来に向けての自己アピールととれなくもない。ともあれ、チャンピオンになるためには、技術力や資金力はもとより、チームの結束や適正な運営は必須条件である。今日のTMGがそういう理想的な状況にあると思いたい。