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Vol.4 サーキット・オブ・ジ・アメリカズ6時間(WEC第5戦)
★ジャンル レース
★月日 2013年9月22日(日)
★場所 オースチンサーキット(アメリカ)/ 1周5.513キロメートル
★レースカーデータ トヨタTS030HYBRID2013年仕様 8号車
★ドライバー ★予選結果 ★決勝結果
A・デビッドソン、S・サラザン,S・ブエミ 1分49秒696(3位)+1.341 187周(2位 +23.617)
★思いつくままに感想など‥ WEC第5戦の舞台はアメリカ・テキサス州オースチンに2012年にオープンした新装サーキットである。こけら落としとしてF1も開催されているが、WECは今年が初開催である。2個所のストレートと20箇所のコーナーで構成され、高度差は41メートルある。富士に似たコースレイアウトとの評もある。トヨタは前第4戦サンパウロに引き続き8号車1台のみの参戦である。前走サンパウロで満を持して投入したハイダウンフォース仕様だが、P2マシーンとの接触でリタイアを喫しているだけに、「今度こそ」という気持でオースチンに乗りこんできたに違いない。だが、予選はベスト4ラップ平均でアウディ2号車に1秒341もの遅れをとってしまう。普通に考えると、勝機は100パーセントないと断言できるような予想外の大差である。アウディに速さで対抗できない以上、トヨタは「燃費」と「タイヤ」コントロールに賭けるしかない状況となった。晴天の下行われた決勝レースは、アウディ1号車が序盤でトラフィック処理の際にミスを犯し、直後にGT車に追突され、優勝圏外に去ったこともあり、アウディ2号車とトヨタ8号車のマッチレースの様相を呈する。1ステイントごとにニュータイヤのアウディに対し、トヨタは2ステイントごとにタイヤを交換する作戦である。トヨタの2ステイント目のラップがそれほど落ちないため、アウディと互角のバトルが展開される。アウディがコース上で、トヨタはピットでそれぞれタイムを稼ぐ。ただ、燃費という面でのアドバンテージはさほど発揮されない。アウディに対し1ステイントで1〜2周しか伸ばすことが出来ず、ピット回数も同回数で推移する。終盤、アウディはデュバルとマクニッシュが猛チャージを見せる一方で、タイヤの2ステイント連続走行も行い、トヨタの意表をつく。この作戦変更に当たっては、優勝の可能性がなくなった1号車で事前にテストさせるという用意周到ぶりであった。トヨタもタイムの伸びないデビットソンを1ステイントでブエミに交替させるなど作戦を変更するが、予定外のタイヤ交換や燃料補給のためのピットストップもあり、功を奏することなく23秒差でアウディ2号車に負けてしまう。
ハイダウンフォース仕様でトヨタとアウディの差は縮まったと思ったが、予選での走りを見るかぎり、トヨタにとって否定的な状況は続いていた。ガチンコ勝負となればラップダウンは必至とみていただけに、決勝での接戦は望外の結果というべきだろう。デビットソンが本来の速さを発揮していたら、あるいは、燃費効率が想定通りなら違う結果になった可能性はある。しかし、ここで「たらねば」の可能性を論じても意味がない。アウディR18との基本的なパフォーマンスにおいて、TS030HYBRIDは依然として決定的に劣っているという事実が明確となった訳である。スタートの躓き=2013年仕様車開発の失敗がここまで尾を引くとは‥。レースに勝利するための戦略云々よりも、昨年のような速さをどう取り戻すのか。もはや、そのことをTMGが今季中に成し遂げるのは不可能のように思えてくる。第6戦はホームコース・富士での6時間レース。既に明らかにされているように、7号車と8号車のダブルエントリーとなる。ファンの「諦め」を一掃するような快走を期待したいものである。