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トヨタソアラ430SCV主要諸元
■車両形式重量等 車両形式 UA-UZZ40-DKAQK
車両重量 kg 1,730
車両総重量 kg 1,950
最小回転半径 m 5.4
燃料消費率
(10・15モード走行)
km/L 8.5
■エンジン 形式 3UZ-FE
種類 V型8気筒DOHC
使用燃料 無鉛プレミアムガソリン
総排気量 L 4.292
内径×行程 mm×mm 91.0×82.5
圧縮比 10.5
最高出力(ネット) KW(ps)/rpm 206(280)/5600
最大トルク(ネット) Nm/kgm/rpm 430(43.8)3400
燃料供給装置 EFI(電子制御式燃料噴射装置)
燃料タンク容量 L 75
■寸法

定員
全長 mm 4515
全幅 mm 1825
全高 mm 1355
ホイールベース mm 2620
トレッド mm 1550
mm 1530
最低地上高 mm 140
室内長 mm 1495
室内幅 mm 1500
室内高 mm 1085
乗車定員 4
■足回
・駆動方式
ステアリング パワーアシスト付ラック&ピニオン
サスペンション ダブルウイッシュボーン式コイルスプリング
ダブルウイッシュボーン式コイルスプリング
ブレーキ ベンチレーテッドディスク
ディスク
駆動方式 後輪駆動方式
■変速比
・減速比
スーパーインテリジェント5速オートマチック 5 Super ECT
変速比 第1速 3.357
第2速 2.180
第3速 1.424
第4速 1.000
第5速 0.753
後退 3.431
減速比 3.266
トヨタソアラ430SCV主要装備一覧
■タイヤ&ホイール
購入時装着:245/40ZR18/ダンロップSPスポーツ2030
夏:ダンロップ/ビューロVE302 冬:ダンロップスタッドレスDGX
夏:18×8.5JJ/OZミケランジェロ-2PL 冬:18×8JJ/純正ディシュ
スペアタイヤ:T145/70R17 106M
■足回り&メカニズム
4輪ダブルウイッシュボーンサスペンション
EBD(電子制動力配分制御)付ABS
ブレーキアシスト
TRC(トラクションコントロール)
VSC(ビークル・スタビリティ・コントロール)
スタビライザー(フロント・リヤ)
■外装
熱線吸収テインテッドウインドシールドグリーンガラス(TVアンテナ付)
UVカット機能付サイド強化ガラス(撥水機能付)
UVカット機能付バック強化ガラス
電動開閉式メタルトップ
ディフューザ付デュアルエキゾーストテールパイプ
リヤスポイラー(注)
■計器盤
DVDボイスナビゲーション付EMV(エレクトロマルチビジョン)
独立3眼式メーターパネル
タイヤ空気圧警報システム
■操作性
電動チルト&テレスコピックステアリング(オートチルトアウェイ&リターンメモリー付)
クルーズコントロール
オーディオコントロールスイッチ付ステアリング
足踏み式パーキングブレーキ
キー一体マルチファンクションワイヤレスドアロックリモートコントロール
■室内装備
SRSエアバッグ(フロント&サイド=運転席・助手席)
ウッド+本革3本スポークステアリングホイール&ウッドシフトレバーノブ
ウッドパネル&トリム
電動開閉式ウッドドアパネル(EMV&オーディオ)
2段式フロントコンソールボックス(下段キー付)
ドアキー連動・車速感応オート電気式ドアロック(キー閉じ込み防止機能付)
LED照明付車名ロゴ入りスカッフプレート
■シート
本革シート&トリム表皮ブラック
8ウエイマイコンパワーシート(運転席&助手席)
マイコンプリセットドライビングポジションシステム(運転席&助手席)
電動ランバーサポート(運転席&助手席)
独立無段階調整式シートヒーター(運転席&助手席)
■オーディオ
ソアラスーパーライブサウンドシステム(MDプレーヤー一体AM/FMマルチ電子チューナーラジオ&インダッシュ6連奏CDオートチェンジャー+9スピーカー&TV)
■その他
左右独立温度コントロールフルオートエアコン
トリップインフォメーション
盗難防止システム(エンジンイモビライザーシステム、フリーホイール、オートアラーム)
オートレベリング機能付プロジェクター式ディスチャージヘッドランプ(ロービーム)
リバース連動メモリ機能付電動格納式カラードドアミラー(ヒーター&自動防眩EC付・運転席ワイドビュー)
自動防眩ECインナーミラー
車名ロゴ入りウインドデフレクター
タイマー付リヤウインドゥデフォッガー
注:リヤスポイラーはオプション設定です
10年は乗るつもりで購入したソアラ2.5GT-T(JZZ30型「30ソアラ」)だが、5年で突然の幕切れとなった。ソアラに飽きたわけでも、調子が悪くなったわけでもない。グラマラスで精悍なエクステリアは依然として魅力的だし、運転した時のぞくぞくする快感は相変わらずだ。手放すのは惜しい車だが、アウトドア用のRAV4Lを入れると3台となり、継続所有する余裕はない。充実したソアラライフに終止符を打たせた車こそ四代目ソアラ「430SCV(UZZ40型 40ソアラ)」だ。没個性化が進む車のスタイル。その中にあって40ソアラは異彩を放っている。とにかくカッコイイのである。実は、2001年の新車発表会にも足を運んでいるのだが、その時は「派手な車」との印象しかもてなかった。将来ともオーナーなどになれるはずもないとの先入観がその印象を増幅させたのかもしれない。
注から納車まで3週間ほど。この間に書類上の手続を済ませるが、「車庫証明」も自分で申請・取得する。要した経費が3000円ほどで、これが業者任せにすると1万円以上もするのだから自分でやるべしである。大仕事がもう一つ。30ソアラの処遇である。最終的にインターネットの一括査定に申込み、一番高い値を付けた買取会社に売却する。10年落ちで85万円。希少価値の5速マニュアルのブラックだけにもう少し粘っても良かった気もするが、予定価格を上回ったのでよしとしよう。が、気分は限りなくブルーだったことは言うまでもない。
5月最終日、待ちに待った納車である。期待と微かな不安が交錯する中、輝くシルバーのソアラ430SCVがゆっくりと車庫前に止まる。各種書類を受け取り簡単に説明を受けた後、車両確認を行う。努めて冷静に時間をかけてチェックする。ボディから足回り、エンジン、内装と移っていく。最後に「電動メタルトップ」を作動してみる。機械的だが実にスムーズな動きでオープンカーに変身する。ボディに僅かに洗車傷が認められる程度で、とても綺麗なので一安心する。不安が喜びへと変る瞬間である。430SCVとともに歩むソアラライフ第二章がいよいよ始まる。
ディカラーについては、シルバーメタリックは地味なイメージが強くて今まで敬遠してきた色だが、華やかな430SCVだけに平凡なカラーがマッチするような気がする。メンテさえ怠らなければ輝く車体は眩しいくらいだし、濃色系と違い汚れが目立たないと言う現実的なアドバンテージもある。8色用意されたボディカラーの中では最もオーソドックスなそれということになるだろう。先代に比べると、全長が35センチ短縮され、車庫入れが随分楽になったことを実感する。幅は3センチプラスし僅かながらワイドになったが、コクピットに収まった感じはむしろ狭くなった印象である。後席などはシートの角度もキツく、ジャケットとかバックを置くスペースと割り切ったほうが良さそうだ。
クステリアは先代譲りのグラマラスな曲面構成だが、精悍さはやや影を潜める。主流のハイウエストラインだが、オープン時のボディ剛性をを考えると妥当なスタイリングといえる。フロントビューは、レクサス風の光り輝くグリルと誇らしげなソアラマークが存在感を主張している。サイドに回れば、やや丸みを帯びたシルエットに変るが、流れるようなラインはしっかりと確保されている。目立つのはやはり245/40ZR18サイズのタイヤで、ディッシュタイプの純正アルミとのマッチングも中々いい。リヤは、控えめな純正スポイラーがセットされゴールドエンブレムがつく。下に目を移すと極太のマフラーがデュアルで顔を覗かせる。ここからどんなサウンドが聞けるのだろうか。
動開閉式メタルトップは8個のモーターと14個のセンサーによる電子制御システムである。オープン時の大まかな作動は、先ず、トランクリッドの前方が開き、次いでルーフとリヤウインドウがピラー上部で折り畳まれ、トランクルーム内に収納、トランクリッドがロックされ完了する。この一連の動作はエアコン液晶パネル左横のボタンを押し続けることで25秒ほどで完結する。「静かで滑らかで美しい」動きといったら言い過ぎだろうか。オープンスタイルでは、430SCVの持つゴージャスさが一層協調される。主役は黒本革シートに格調高いウッドパネル。インテリアからエクステリアへ、計算された美しさがそこにはある。ただ、オープン時にはドライバーのファッションセンスや雰囲気がストレートに問われるわけで、少しばかり気が重いのも事実だ。ともあれ、クーペスタイルでもオープンでも流れるようなフォルムで仕上げられ、安定感と優雅さが同居するエクステリアといえる。
装はウォールナットウッドとブラックレザーの組み合わせだが、30ソアラ同様、黒系のインテリアはやはりしっくりくる。最初に目に入るのがウッドスポークステアリングの奥の3眼式アナログメーターで、スポーティな演出効果満点である。「車を自在に操る」象徴的行為がギヤのマニュアル操作だが(と私は思っている)、430SCVはオートマしか用意されていない。拘っていただけに寂しは一入で、心なしかセンターコンソールの贅沢なつくりのシフトノブも貧弱に見えてしまう。ドライバーの意思対応制御機能を持つAI5SuperECT(5速AT)がどれだけ進化したものなのか、望外の喜びを期待するとしよう。インパネ中央には、TV・ナビ、トリップインフォメーション、スーパーライブサウンドシステムなどが整然と並ぶ。装備に不満はないが、今時「DVD」ナビというのはやはり遅れた感が否めない。トリップインフォメーションを除き、電動開閉タイプのウッドパネルカバーが採用されている。本革シートは、勿論、パワーシートだが、フィット感も良く調整も容易だ。ドライビングポジションを記憶・再現できるのもいいが、なにより寒冷地にとってはヒーター付というのが嬉しい。
ンジンは、「3UZ-FE」型で、4.3LV8DOHC32バルブ、280ps/5600rpm、43.8kgm/3400rpmのパワーユニットを搭載する。充分すぎるパワーを路面に伝える足回りは、サスが4輪ダブルウィシュボーン、ブレーキがベンチレーテッドディスク(前)ディスク(後)、タイヤが前述したとおり245/40ZR18サイズで、組み合わせには申し分がない。エンジンONでナビとオーディオのウッドパネルが音もなく開く。リッチな気分でアクセルを踏み込むと430SCVは重厚なスタートを切る。静かな、しかし確かな加速が続く。やや重めのパワーステを切りながら、シフトアップ&ダウンを繰り返す。勿論、オートマなのでマニュアル操作は一切ないが、ギヤチェンジのタイミングはほぼ思いどおりで一安心する。ただ、ギヤシフト時や使用ギヤの把握には慣れが必要だし、キックダウンによる加速もタイムラグが認められた。楽ではあるが、運転を楽しむとか車を操るという点ではやはりMT車に遠く及ばないと思う。また、ステアリングもレスポンスが鈍くややアンダー気味の傾向を示していた。総じて、430SCVの走りは、軽快・俊敏というよりは、ドッシリとした矢のような走りとでもいうべきだろう。静寂な室内だが、3500rpmを過ぎたあたりからジェットエンジンのようなサウンドが耳に響いてくる。これも演出されたものだと思うが実に心地よい。
回りやボディ剛性に関しては、軋みやロール現象も認められたが、純粋なクーペスタイルの先代と比較しても遜色はないと思う。これもTRC(トラクションコントロールシステム)VSC(車両走行安定制御システム)など、充実した安全装備の寄与するところが大きいと思われる。ブレーキについては、ペダル踏み込みと制動開始とのタイムラグもなく、満足できるものであった。サスペンションのセッティングに関しては、先代の2.5GT-Tよりはソフトで、悪くいえば軟弱な足腰という印象を受ける。線路の横断やオフロード走行時のバタツキ感は気になるし、小さなロードノイズにもかなり敏感な反応を示した。ロープロタイヤに起因していることも否定できないが、問題はやはり基本設計にあるようだ。「スポーツカー」としての走りを期待すると、少なからず裏切られることになる。財政事情が許せば足回りを中心にチューニングを考えたい。
ガソリン高騰の折、気になる燃費は、市街地走行で8Km/L、長距離で9〜10Km/Lとまずまずの数値を示してくれた。そのほかでは、ロービームにプロジェクタ式ーヘッドランプを採用したことにより明るさがグーンとアップし、夜間走行が一層安全に楽しくなったことを付記しておこう。ただ、足踏式パーキングブレーキは慣れるまで時間がかかりそうだ。
ルオープンでの走りについてもコメントしておこう。ボディの強度はルーフがない分確実に低下しているはずだが、不快な挙動はほとんどない。また、一般的な走行では髪の乱れを気にしたり、会話に苦しむというシーンもなく、優れたエアロダイナミクスを証明している。エアコンに関しても、オープン時には自動的にモード切り替わるという優れもので、いつもゴージャスな気分でいられそうな車だと思う。それに、何といっても注目度は抜群で、気分が良いことこの上ないのである。
ちなみに、430SCVの開発キーワードは「宝石のように常に人々を魅了する最上のコンバーチブル」で、想定ユーザーは「リタイヤした夫とともにフロリダに移住した、生活に余裕のある50代のマダム」とのこと。「ゴージャスよりも精悍さが欲しい」などと思っている私などは、さしずめ想定外のユーザーということになる。