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183.天狗岳(北大雪/1553M)
思わぬアクシデントでまたもや途中撤退「山頂は近くて遠い!」
リフト全面稼働 天狗岳は2007年に訪れているが、荒天で小天狗から撤退しているので、今次山行はそのリベンジの意味合いを持つ。久々のテント泊、例によって寝不足だが、疲労感はない。前夜の残御飯と卵スープで特製雑炊をつくり腹に流し込む。外に出てみると、正面のオープンバーンとその上に続く緩斜面を望むことができる。天気はまずまず、今日はピークまで行けそうな気分である。テントを撤収後、勇躍スタートする。圧雪車が行きかう斜面の端っこを申し訳ないような気持を抱きながら上がっていく。一登りすると緩斜面で、展望が開ける。支湧別岳から武利岳への少し青白い山並みも視界に入ってくる。どうやら上の好天は間違いなさそうである。右手の休憩小屋も懐かしいが、第一リフト終点まで来て私の認識・予想を超える事態に出くわす。スキー場オープンといえども、稼働しているのは第一リフトだけで、圧雪もその周辺だけと思いこんでいたが、その上のオープンバーンも上部まで圧雪されており、第二リフトも稼働しているようなのである。
転がるキャップ この分だと、小天狗までは勿論、全てのコースがオープンしているのかもしれない。それを証明するかのように、右手奥の樹林帯コースにはエンジン音を轟かせ圧雪車が動いている。「これならリフトで上まで上がれば良かった」と小山さんと話す。そうこうしている内にリフトが動き出す。第二リフト終点直下で小休止している時だった。テルモスのキャップをうっかり落としてしまったのだ。圧雪された雪面を転がるは転がるは‥(笑)。遂に見えなくなってしまった。取りに滑り降り、リフトで上がってくればよいのだが、何故かその気になれなかった。帰りに拾えばいい、程度の感覚なのである。第三リフト乗場まで上がってみると、予想通りそれは動いていた。ここは緩斜面なのでさほど消耗しないと思うが、誘惑には勝てず小天狗終点まで利用する。途中でのチケット販売はなく、利用不可の心配もあったが、係員さんが親切な方で後払での利用となった。
擦過傷起し撤退 リフト終点に降り立ちここからがいよいよ本番である。北電の反射板まで上がると、目指す天狗岳がその姿を見せる。もっと鋭い山容をイメージしていたがそうではなかった。ルートとなる尾根や稜線も明確に見通せるが、流石に風は強い。フードをかぶり尾根筋を行く。コースサインを付けながら登高となるが、小山さんが遅れがちになる。あまりにも遅れるので戻ってみると、足が痛んで歩けないという。「ここで待ってるので行ってきて」という小山さんだが、そんなことは出来るはずもなく、早々に撤退を決断する。取りあえず、小天狗まで戻って足を診ると脛が擦過傷を起こしていた。どうやらブーツのインナーのあたりが強かったようだ。応急的にシップ剤を貼り様子を見る。歩行困難ならリフトで降りなければならない。幸い、滑り降りるだけなら大丈夫だというのでそのまま下降を開始する。
無事下山に価値 第二リフト上部までは圧雪されていないが、トレースはそこかしこにあり、ちょっとしたコブ斜面である。山中を滑るのとは訳が違いやはり滑りにくい。小山さんは心配したほどでもなく、スムーズな滑りを披露し一安心である。ほうほうの体で圧雪面まで降りると、後はスピードを抑えつつテルモスキャップ探しである。運よく第二リフト乗場近くで発見、随分と転がり落ちたものだ。最後は緩斜面をスキー操作の基本を意識しながらゆっくり滑り降り山行を締めくくる。目立つコースフラッグをザックに付けかなり浮いていたらしく、周囲の視線を痛いほど感じものである。また、リフト代金をロッジで支払ったのだが、年齢を聞かれ正直に(笑)答えると、シルバー適用となり2人で600円となった。嬉しいような悲しいような‥。
思わぬ理由で途中敗退となったが、山では珍しいことではない。むしろ、無理をしないことや、進退きわまる前の早め対応・決断こそが大事であることを改めて感じさせられた。登頂することよりも、無事に降りることにこそ真の価値があるのだから。
■山行年月
2009.03.01(日)
■天気
■同行者
小山さん
■山行形態
山スキー
■コース:往路/帰路
北大雪スキー場
コースタイム
BC午前6時20分出発
地点分岐等 時間
ロッジ 6:35
小天狗 8:30
8:40
撤退(1310) 9:10
所要時間 2:35
撤退(1310) 9:15
小天狗 9:40
9:50
ロッジ 10:20
所要時間 1:05
自宅午後3時10分到着
圧雪斜面 オープンバーン
天狗岳 天狗へのルート
北電反射板 小天狗の雪洞
GPSトラック