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171.第47回全日本登山体育大会北海道大会
十勝岳温泉→上ホロカメットク山1920→十勝岳2077→望岳台
サボりが負目  所属山岳会から全日本登山体育大会北海道大会(主管:北海道山岳連盟)の実行委員の要請があり、日頃の山岳会活動をサボっているという負目(?)から引き受けることにした。6月には、北海道山岳連盟から「委嘱状」も届き、何やら堅苦しい感じである。委嘱内容は登山隊行動役員で、実際に山に登る訳である。となると、事前のトレーニングも必要だが、それができない。結局、友人と沢へ1度行ったきりで本番を迎えることとなった。
平均年齢70歳 前日午前、ベースとなる白金温泉「大雪青少年交流の家」に入る。受付に行って資料とネームプレートを受領。当然、タダだと思っていたので「3000円払ってください」には思わず「聞いてないよお」と(笑)。その後、班毎のミーティングで、私は「C隊」上ホロコース(十勝岳温泉→上ホロカメットク山→十勝岳→望岳台)2班の救護担当に。登山客は26名(男14女12)で平均年齢は60代後半から70歳とか。80歳を超える人もいるらしいと聞いてビックリ。隊員はリーダー以下5名、少し不安がよぎる。ちなみに、隊員はいずれも十勝山岳連盟派遣で、同じ山岳会のTKさんも一緒だ。この日は、予定コースの机上チェックや薬品点検、雑談、昼寝などで大半を過ごす。
軽重大小雑多 夕方になりこの日一番の任務につく。トラックで搬入された登山客の荷物の整理である。軽重大小種々雑多なザック類をバケツリレー、すっかり汗をかいてしまった。この後、登山客がバスで到着したが、受付が混乱しスムーズに案内できない。見ている人から声がかかる。歯痒くてということなのだろうが、これはイエローカードだ。基本的に責任者の指示で動くべきで、担当でない者が口を出すべきでない。「船頭多くて船進まず」というではないか。
黄色の帽子で 当日は4時に起床。朝食の後、準備を整える。雷注意報が出ているのでバイルを置いていく。実行委員は黄色の帽子と水色のベストが義務着用。恥ずかしいが、それをまとってバスに乗る。登山客も一緒でみんなとても元気そうだ。15分ほどで登山口の十勝岳温泉に到着。予報通り山はガスに覆われ、小雨も降っている。最初からレインウエアーを着込む。登山客の点呼をとり、隊員の自己紹介を済ませ、1班に続いて歩きはじめる。トップはサブリーダー格のTさん。私は3番目で最後尾がリーダーのTEさんである。
心配な登山客 このコースは登山を始めた頃だから10年ぶりである。安政火口分岐までは幅広のハイキングコースで、足下も意外とぬかるんでいない。ヌッカクシ富良野川の赤茶けた川床を右手に見ながら30分ほどで火口分岐に到着。ペースはまずまずである。渡渉し、小尾根を回り込むように上がっていく。後方に目をやると4班までが数珠つなぎ状態で、少し壮観。このあたりで、前を行く登山客が前へ行ったり、後ろに下がったりで忙しない。花の写真を撮っているのだが、これは体力を消耗する筈でバテなければいいが‥。案の定、Co1502上ホロ分岐まで上がると、遅れは顕著になる。分岐からはトップ下を歩いてもらうが、間もなくギブアップ。隊員が付添い下山することとなった。上ホロ分岐ではもう一つ事件が発生した。2班の一人が誤って富良野岳方面へ向かったというのだ。リーダーのTEさんが慌てて後を追う。結局、これは誤情報で一般の登山者だった。ヤレヤレ。
花には弱くて 名物、急登の木製階段あたりまでくると、雨も上がり、薄日もさしてくる。左手の化物岩と八ツ手岩の奇形に驚き、右手の三峰山沢源頭に広がるお花畑に歓声が上がる。花の名前を聞かれても私はさっぱりだが、前を行く隊員のMさんはとても詳しくて登山客の質問が絶えない。遅れがちになり、トップからスピードアップ!との注文がかかる。それでも、前述の登山客以外の脱落者もなくなんとか稜線まで上がる。「ここまで来たら大丈夫」と一息つくリーダーの表情が印象的だった。
上ホロ初体験 上富良野岳で小休止の後、上ホロへ向かう。流石に稜線は風が強いので、アウターを着る。私にとってもここからは初めてのルートで、少しだけ楽しみである。視界の利かない中、上がっていくと、降りてくる1班と山頂直下ですれ違う。冗談を飛ばしながら下りていく1班のリーダー、面白い人である。上ホロではトイレであちこち散らばるので目が離せない。ここからダイレクトに避難小屋にいければいいのだが、コースは来た道を戻らなければならない。上ホロの南東斜面をトラバースしつつ降りていくと、左手に大雪渓が残り、ほどなく前方に上ホロの避難小屋が見えてくる。
都会の喧噪が 小屋は、先着の1班に加え、B隊(十勝岳コース)の人達もいてごった返している。少し早いがここでランチタイム。トイレにも長蛇の列が‥。30分後に、スタートすべく点呼をとるも全員そろわない。小屋やトイレを見たり、離れた草むらを探す。腕に付けた青テープだけが目印で、探し出すも本人はケロリとしたものである。子供よりも始末が悪いとはよく言ったものである。稜線まで出ると風が強くガスも濃い。ひたすら十勝岳を目指す。細い稜線を小さな起伏に耐え進んでいくが、前を行く人が寒そうなので声をかけると、「冬場と比較すると温かい」との答が。やせ我慢していなければいいのだがと思ってしまう。1921とのコルから少し上がったあたりで一瞬十勝岳が姿を現す。皆一斉にカメラを取り出すが、直ぐに隠れてしまい、歓声がため息に変わる。避難小屋からほぼ1時間で十勝岳のピークに到着。岩場で風をしのぎ小休止。
懐かしき迷走 十勝岳からは、北東から北西に90度コースが変わる。ふと、美瑛岳へ向かうはずが、上ホロへ向かってしまったことを思い出す。今となっては懐かしい。肩からの下りでは滑って転ぶ人もいたが、怪我もなく平坦な尾根まで降りることができた。待ち受けていたサポート隊から労いの言葉をもらい、視界もなく荒涼としたガレ場プラス岩場を淡々と下降する。皆が悲鳴を上げだす頃、ようやく十勝岳避難小屋跡地につく。ここでC隊が全員そろい記念写真。このころになると、何やら黒い雲が上がってくる。無線では望岳台は豪雨、急いで下山するが雨脚の方が早かった。スコールのような雨に雷、望岳台がこれほど遠く感じたことはなかった。下半身ずぶ濡れで望岳台に到着したことはいうまでもない。
最後まで責任 降りてからがまた問題発生で、搬送責任者は、降りてきた登山者からバスに乗せるという指示を出していた(当初プランは帰りのバスも指定されていた)。私達の2班は望岳台で最終点呼をとる予定だったので、これではまずい。たまたま、2班の中では私が一番早く降りていたので、対応せざるを得なくなってしまう。どちらの指示が優先するのか明確にしてほしい、と詰めたところ、点呼をとってからということになり、私がその任にあたることに。1班のリーダーからはお叱りを受けるし、後味の悪いものとなってしまった。それでも、最後の作業を怠り、とんでもない結果を引き起こすよりは絶対にいいわけで、安心しバスの人となったことは言うまでもない。それにしても、避難小屋跡地で、C隊のリーダーが下した判断、「ここからは自由行動」はないと思うのだが‥。
羨ましき健脚 予定通り山行を終えることができ、端役ながら満足感に包まれたのだが、何と言っても、登山客の元気の良さに驚いてしまった。勿論、日常的にトレーニングを積み重ねている人達ばかりではあるのだが、私自身、70歳を超えてもああいう風に健脚でいられるのか。そうあるためにも、健康に気を配り、地道な活動を継続すべき、と自分に言い聞かせたものである。
今回も山行画像はない。隊員が写真でもないと思ったからで、そのかわりに、隊員に配られた記念グッズを紹介しておく。この他に帽子があったが、それは使用後に回収となった。1泊4食にこのグッズ類、考えてみれば3000円は安い。
■山行年月
2008.07.12(土)
■天気
小雨/曇
■同行者
登山大会30名
■山行形態
夏道登山
■コース:往路/帰路
十勝岳温泉
望岳台
コースタイム
白金温泉5時50分出発
地点分岐等 時間
十勝岳温泉 6:45
安政火口分岐 7:15
上ホロ分岐 7:50
8:05
上富良野岳 9:30
9:45
上ホロカメトック山 10:05
10:15
上ホロ避難小屋 10:50
11:15
十勝岳 12:20
12:35
避難小屋跡地 14:40
14:55
望岳台 15:20
総所要時間 8:35
休息時間等 1:35
行動時間 7:00
白金温泉16時00分到着
大会プログラム 観光マップ他
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