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167.オダッシュ山(北日高/1097.7M)
2度目のオダッシュは快適パウダー、同行の小山さんもチョッピリ満足か
 2度目のオダッシュ山は、昨秋表大雪をともに歩いた小山さんと一緒である。数日前、彼から「山スキーを買ったよ!」との電話が入る。聞けば、既に日勝デビューを終えているとのこと。何処にするか暫し迷うも、オダッシュ山に落ち着く。私は2006年2月に訪れており、この時は最悪の雪質で随分苦労して下降したが、予定ルートには登り返しもなく、雪質さえ良ければ楽しい山という印象がある。極端な暖気や強風もなく条件はまずまずと判断しての選択である。
 畜産試験場側の通称オダッシュ通を地形図275標高点まで車で入る。今回は小山さんのランクルに同乗させてもらったが、吹溜まった雪道を突破する力強さは愛車ラブ4Lの比ではない。早速、準備にかかるが、自然と小山さんの足下に目が向いてしまう。板はブラックダイヤモンド168センチ、スカルパの兼用ブーツ、ビンディングは定番のフリッチ・ディアミールで決めている。特に、板は完全にカービングで、浮力もありターンも思いのままに違いない。羨望の念を押さえきれない自分に苦笑しつつ山に向かって歩き出す。道路は時々除雪されているらしく、たっぷり吹き溜まっていたのは数箇所だけで、そこ以外は走行に支障はない。根室本線のガード下をくぐり抜け、登山道入口標識の手前から平坦な尾根に取付く。整然と並ぶカラマツ林を行くが、30センチほどのラッセル歓迎を受ける。開通なった道東道のアンダーパスを抜け尾根の背を南西方向に進む。両側の小沢が迫り尾根幅が狭くなってくると進行方向は真西に変る。尾根の傾斜が増しいよいよ本格的な登高開始である。ここからはキックターンなどの技術も必要となってくるので簡単に説明する。小山さんは「初めて聞いた」と言いながらも、瞬時にマスターしてしまった。針葉樹の林を上がると垂涎の斜面が広がる。大きくジグを切り一登りすると前峰から派生する北東尾根にCo750付近で合流する。尾根まで上がると西風をまともに受けるようになり、時折、小雪もぱらつきだす。広い尾根は歩きやすいが、雪面が大きく波うち、雪庇も出来ているので気は抜けない。振り返ると靄の中に十勝平野が広がっているが、目を引くのは山裾を直線的に伸びる高速道路だ。使用頻度や通行量から考えると無駄な構造物になるが、車社会の基盤整備という視点で考えると中央・地方に格差があってはいけないと思う。何より、車に頼らざるを得ない現状がここにはあるのだ。小山さんの様子を窺いながら比較的ゆっくりめのペースでの登高が続く。小山さんの立ち止まる回数が多いと思ったら、シールが外れるという。幅広スキートップのため、シールフックが浅くしか入らず、少しの衝撃で外れるようだ。「早速、○ーマックだなあ」と呟く小山さん。前峰直下は傾斜が強まるのでジグを切る。前峰まで上がってしまうとピークまでは標高差30メートル、30分ほどだが、今回はピークハントが目的でないのでここまでとする。大きな岩を風除けにし30分程のランチタイム。ホットティーが喉に沁みる。
 さて、下降をどうするか。沢方向に下りれば疎林帯となるはずだが、そこまで抜けるのがちょっと厄介だ。小山さんも山スキーに慣れていないことだし、安全を期して途中まで尾根を降りることにする。雪面は波うっているものの、尾根幅が広いのは救いだ。ボーゲンでゆっくり滑り降りる。小山さんは何度か転倒するが、なんとかついて来ている。私の最初の頃に比べると格段に巧い。Co900付近で雪庇がきれ、右手に疎林帯が広がる。傾斜もなだらかで雪質もよさそうだ。迷うことなく突入してみると、予想通りの快適斜面。1箇所カラマツの壁があったが苦もなく脱出すると、北東尾根に向かう往路のトレースと出合う。後は、ヤスダ川源頭まで標高差200メートルほどを滑り降りるだけ。前半は、オープンバーンにシュプールを描き、後半は幅5メートルはどのカラマツの間隙を縫ってショートターンを繰返す。源頭からは、僅かな下り傾斜しかないが滑ること滑ること(笑)。アッという間に高速アンダーパス、樹林帯を抜け林道に出る。前回の悪戦苦闘ぶりが嘘のようなこの日の下降、山スキーは雪の状態に大きく左右されることを実感する。小山さんも2度目にしては全く上出来で、そこそこ楽しんでもらえたようだ。案内した立場としては、山スキーがイヤになられては困る訳で、胸をなでおろしたのは言うまでもない。帰路、運転しながら三段山の名を口にする小山さん。これは案内しなければならないと思う私だった。
■山行年月
2008.02.28(木)
■天気
曇時々晴
■同行者
小山さん
■山行形態
山スキー
■コース:往路/帰路
北東尾根
コースタイム
自宅午前6時20分出発
地点分岐等 時間
Co275p 8:30
高速下 9:20
北東尾根750p 10:55
前峰 12:10
所要時間 3:40
前峰 12:40
高速下 13:30
Co275p 13:45
所要時間 1:05
総所要時間 4:45
自宅午後4時15分到着
カラマツ林 UPとオダッシュ
快適斜面と前峰 北東尾根直下
風抜ける尾根 尾根から前峰
十勝平野 トラックログ