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コースタイム
自宅午前6時45分出発
地点分岐等 時間
北見峠 9:40
Co1258P 11:50
12:00
チトカニウシ山 12:30
所要時間 2:50
チトカニウシ山 12:35
Co1258P 12:55
13:00
北見峠 13:55
所要時間 1:20
総所要時間 4:10
自宅午後4時45分到着
127.チトカニウシ山(北大雪/1446M)
衝動的登山のチトカニウシ山なれど意外とあっさり捲土重来を果たす
 久々の3連休、ニペソツ山前天狗岳へでもと思っていたら札幌へ行くことに。結果、最終日だけがフリーになるも山行準備などもあり、家を出たのは7時近くなってしまった。目指すは北大雪のチトカニウシ山。何やら舌を噛みそうな山名だが、2年前に一度行っているので(この時は途中敗退)2度目のリベンジ山行となる。朝、インターネットで北見峠付近の天気を調べると曇とのこと。降雪や吹雪でなければ何とか上がれそうな気がして、急遽決めたものである。
 池田から三国峠、層雲峡を経て入山口の北見峠へ。3時間近くのドライブも山に登れると思えば苦にならないから不思議だ。山はガスって見えないが、電波塔や白く輝く取付尾根頭は見えるし、時おり陽射しもあるので予定通り出発する。日曜日でまずまずのお天気とくれば先行者がいても良さそうだが、その形跡はない。残念ながらトレース拝借とは行かなかった(笑)。林道から尾根に取付いた直後だった。足下に何かが落ちた。良く見ると私のGPSだった。腕に付けたホルダーのボタンが外れて落ちたらしい。危なく山行の必携ツールを失くすところだった。危ない危ない。一登りすると、電波塔へ続く緩斜面が広がる。背後には山間を縫うように走る国道と峠が見える。電波塔まで上がると、尾根といっても幅広く平坦なそれがつづく。地図とコンパスで方向を確認しながら進む。勿論、2年前の記憶も頼りにしながらである。取付尾根の手前はコルっぽい地形で、復路は登り返しとなるためシールが必要なところである。コルを過ぎるといよいよ本格的な登高開始である。10センチから20センチくらいのラッセルが続くが、それほど苦しくはない。雪質のせいもあるが、何より、山スキーヤーにとっては垂涎モノの疎林が目の前に広がっているのだ。こぼしてなんかいられない。陽光に煌く雪面、スキーの跡を付けるのがモッタイナイくらいなのです。ジグをきりながら淡々と登っていくと、広かった尾根が収斂し樹木も一段と疎になってくる。尾根頭直下を実感するとともに、上の状況に対する不安と期待が交錯する。ほどなく、Co1258Pに着く。意外にも風もなく視界もそこそこある。少し安心しつつ、頂稜に続く平坦な尾根を歩き出す。念のためコースサインも付けていく。何処からか独特のエンジン音が聞こえてくる。スノーモービルか、それとも自動車だろうか‥。そんなことを考えながら頂稜に取付く。雪が徐々にクラストしてくるがスキー登高に問題はない。山頂と思しき高みが目の上に迫ってくる。喜び勇んで上がるも頂上はその更に奥にあった。厳しい風雪はハイマツ等を小モンスターへと変える。自然の造形美(?)に感心しつつ、やや西側から頂上に上がる。殺風景な頂上だが、山頂標識の一部が雪面から顔を覗かせていた。が、吹きすさぶ寒風は頂上での長い滞在を許してはくれない。早々に山頂を後にする。頂稜直下近くまでは、ガリガリバーンのためシールのまま滑り降りるが、これとて結構辛いものがある。東側は切れ落ちているようなので往路と同じく西寄りにルートをとる。平坦な尾根はノンシールヒールフリーで降り、Co1258Pで装備をチェックした後、楽しみな滑降開始である。と、その時、いきなり登山者の姿が目に飛び込む。私の後から来る人などいないと思い込んでいたためにこの出逢いは驚きだった。3人パーティで、皆さん私などよりは若い。少し雪焼けした顔が眩しい。一気に滑り降りてしまうのはもったいないので、何度か休みながらの滑降となる。雪質はサラサラとはいかず少しだけ重いが、この時期としてはいい部類だと思う。尾根下、コルまで降りてしまうと、シールを付けて登り返す。4人分のトレースは深い溝となって残っている。私のトレースを使用してもらう分には何の異論もなく、むしろ、私の下手くそなルート取りに苦労しただろうなあ〜などと思ってしまう。電波塔まで下がると、彼らのトレースは右手に分かれていた。どうやら電波塔近くまで林道を辿ったようだ。私は往路のルートを忠実に戻るが、峠まで15分位のところで遂にシャリバテでヘロヘロになってしまう。思うに、休みという休みもとらず、行動食も口にしていなかった。この日は、夜に予定が入っているため出来るだけ早く下山したいという事情から無理な山行となってしまった。反省しつつ、パンとチョコをパクつく。人心地ついたところで行動再開し、14時前に峠に戻りつく。それにしても、下りで1時間20分も要してしまった訳で、尾根下部の登り返しに大きく起因しているようである。効果的なルートどりなども再考してみる必要がありそうである。
 思えば2年前、静子と登った山で、その時は前述したとおりCo1258Pまでだった。捲土重来を果たしたことにはなるが、静子があそこで転んだとか、ここで写真を撮ったとか、ここで休んだとか、そんなシーンが鮮明に蘇ってくる。命の儚さと残酷な時の流れ、誰しもが逃れられない宿命とはいえ、出来ることならあの時に戻りたいと思ったりする。
 時間に余裕でもあれば、層雲峡でアイスクライミングでも見ていくところだが、そんな時間はない。激しい睡魔と闘い、5時前になんとか池田に到着する。
 
■山行年月
2006.2.5(日)
■天気
■同行者
単独
■山行形態
積雪期登山
■コース(往路/帰路)
北見峠
電波塔への斜面 国道と北見峠
平坦な尾根 尾根頭遠望
煌く雪面 垂涎斜面
尾根末端遠望 Co1258P付近
頂稜遠望@ 頂稜から尾根
頂上 山頂標識
モンスター@ モンスターA