トップ  自己紹介  マイソアラ  登山トップ  ギャラリー  ブック  BBS リンク

マイソアラタウンはリンクフリーですが、予告なく閉鎖することがありますのでご了承下さい。

メッセージはこちらまで : nobita39730@coffee.ocn.ne.jp

copyrigrt(c)2001〜2004 shun1@ikeda All rights reserved

コースタイム
自宅(池田)午前7時発
地点分岐等 時間
剣山神社 8:30
Co568p 9:50
Co930p 11:15
11:45
Co1150p 12:30
所要時間 4:00
Co1150p 12:50
Co568p 13:30
剣山神社 14:15
所要時間 1:25
総所要時間 5:25
自宅(池田)16時着
125.久山岳(北部日高/1411.7M)
聖なる山は我に試練の場を与えたのか頂上への道はあくまで遠く険し
 芽室岳山行の疲れも癒え再び高揚する登高意欲を感じる。とはいっても休暇は1日で、しかも前日の勤務が夜勤で帰宅は22時。準備などしていると午前0時を回ってしまう。5時起床・6時出発が最低条件だが自信が持てない。全ては目覚時計頼みで眠りにつくが、やはり起きる事が出来なかった。結局、家を出たのは7時過ぎで、最初から躓いてしまう。目指すは北日高の久山岳。芽室岳から東に派生する支稜の1ピークで、剣山の西隣に位置する山である。麓の宗教団体が管理する登山道(夏道)があるが、ガイドブックに掲載されてから日が浅いのでご存知ない方も多いと思う。
 私自身にとっても初めての山で、積雪期ということもあり不安と期待が微妙に交錯する。登山の起点となるのは、剣山と同じく剣山神社である。神社から少し戻り「久山岳・高王山登山口」の看板のある道路を西に向かう。勿論、除雪はされておらず、スキーによるシール歩行である。カラマツ林を抜けると林道に出くわすが、しっかりと除雪が入っている。左に折れ道なりに進むと右側に民家(宗教団体の施設かも‥)があり、そこが除雪終点だった。ほとんど平坦な林道、丁度正面が剣山と久山岳の鞍部という感じである。微かにトレースもありスキーが雪下に隠れることはない。暫く進んだところから右手に折れ、小さな川を渉る。ほぼ夏道に沿ったルート設定をしたのだが、コースサインなどもないので、地図とコンパス、それにGPSを突き合わせながら進む。それにしても、小川に架かる小さな橋にピタリと行き着いたのには我ながら驚いてしまった。再び林道にぶつかりそこも左折。周囲は似たようなカラマツ林が続くが、林道終点付近から西方向にルートを転じる。浅い沢形を幾つか横切るが、水の流れもあり横断地点の見極めがポイントとなる。そうこうしている内に少しずつ北西方向にルートがずれてしまう。あくまで西進しているつもりなのだが人間の感覚はアバウトのようだ。地形図568pまで来ると目指す久山岳は正面に見えてくるが、ここで少し思案する。夏道に沿って北側の尾根に取り付くか、それとも頂上から東に派生する尾根に取り付くかである。前者は傾斜は緩い分やや遠回りになるが、後者は全くその逆である。決め手は東尾根中腹から末端までの白い斜面にあった。「滑りが期待できる」というだけで東尾根を選択する。が、尾根に取り付いてすぐに失敗だったことにきづく。とにかく雪質が一定しないのだ。天気もいつもの日高のようにハッキリしない。強い風はともあれ背後の剣山も十勝平野も薄い膜がかかっているようだ。Co900を過ぎると傾斜はやや緩くなり一息つける。見上げる頂上は意外と低くそうだが、まだ高度差は500メートルほどもある。復路のこともあるので13時にタイムリミットを設定し登高を続ける。獲得標高が1時間200メートルにも満たないペース故に何が何でも登頂という訳にはいかない。硬くて波打つ雪面を嫌って尾根筋から北側斜面に逃げると、やや雪質が良くなる。Co1050付近からは傾斜が強くなり、樹木も密集してくる。スノーシューでもあれば間違いなく履き替えていることだろう。持ってこなかったことを後悔するも後の祭りである。やがて前方に巨大な風倒木が現れ前進を遮る。逃げ場もなく、その上は更にスキーに不適のようなのでここにスキーをデポする。ツボ足で巨木を回り込み上部に上がるも大腿部まで踏み抜くことたびたびで、すっかり消耗してしまう。すぐ上には巨岩が鎮座し流石に登高意欲も失せてしまう。タイムリミットまでは30分ほどあるが、雪質が悪いため50メートルも上がれれば精一杯のように思う。登頂などおよそ不可能である。残念ではあるがCo1150付近で撤退を決断する。
 復路も往路を忠実に辿る。なにしろ滑降を楽しむシーンなど全くなく、尾根筋は斜滑降・山回りターンのパターンで切り抜ける。麓まで降りてもシールを付けるまでに至らない小さな登り返しの数々。これが結構疲れるのです。林道まで下がると少しだけ楽できたものの、最後のカラマツ林の登り返しでは遂にシールのお世話に。余りの面倒くささに腹立たしくなってしまう。その時、雪の白さが眩しいのでサングラスをかけようと頭に手をやると、なんとサングラスが無い!。途中、何度も転倒したのでその時に落としたのだろうが、アウターの胸ポケットにでもしまっておけばと悔やまれる。
 思えば久山岳は信仰の山。信仰心の薄い私などには安易に登頂させないという神の意思なのか、私には試練の山行となってしまった。時期を見極め再挑戦したい。
■山行年月
2006.1.20(金)
■天気
晴のち曇
■同行者
単独
■山行形態
積雪期登山
■コース(往路/帰路)
剣山神社・東尾根
カラマツ林 小川に架る木橋
こんな看板が 疎林から久山岳
全容現す久山岳 尾根下部の樹林
尾根下部から麓 尾根中腹の疎林
900付近から頂上 前進阻む風倒木