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コースタイム
4時00分自宅出発
地点分岐等 時間
林道除雪終点 6:05
オピリネップ林道 6:50
7:05
Co8250p 8:10
Co1224p 9:35
Co1472p 10:35
10:50
十勝幌尻岳 12:45
所要時間 6:40
十勝幌尻岳 13:00
Co1472p 13:40
13:55
Co1224p 14:15
Co825p 14:40
オピリネップ林道 15:20
15:30
林道除雪終点 16:05
所要時間 3:05
総所要時間 9:45
18時30分自宅到着
119.十勝幌尻岳(北部日高/1846M)
久々の10時間山行で足腰ガタガタなれど北尾根からの勝幌も中々いいゾ
 十勝幌尻岳は今回で5度目となるが、4月上旬に訪れるのは初めてである。当然のことながら、戸蔦別林道は未だ雪深く、除雪は最終民家までしかされていない。無雪期に比べるとアプローチ条件は格段に低下する。それでもオピリネップ林道分岐までは3.5キロほどなので許容の範囲内ということになるだろう。
 出発前、スキーにするか、それともスノーシューにするかで迷うも、結局スキーを履くことに。ほとんどフラットな林道をヒールフリー(ノンシールで)で歩きだす。風はないが上空は雲に覆われている。「Co1472pまで上がれればいいや」などといつになく弱気の私である。45分ほどでオピリネップ林道分岐に到着。ここでシールを着け、林道を200メートル近く行った付近から右手の尾根に取り付く。針葉樹の斜面を抜け上がると雑木林となり傾斜は一旦緩む。雪面は固くラッセルは全く不要である。そこかしこにコーステープが付けられており、かなり利用されていることがわかる。再び傾斜がきつくなるとCo825pは近い。ジグをきりながら慎重に上がっていくとポンという感じでCo825pに飛び出す。ここからは後に帯広岳、東側に十勝平野を眺めながら、緩やかで幅広の尾根を行く。天気も回復傾向にあり気分良く高度を稼ぐ。ただ、Co1224p手前の斜面は傾斜もそれなりにあり、加えて樹林帯は雪面が氷化というオマケ付なのである。Co1224pで一旦傾斜はなくなるが、南西方向にはこれから向かうCo1472pの高みが見えている。順調過ぎるほどのペースで、「これなら上まで行けるかも‥」と、つい欲が出てしまう。オピリネップ沢を挟んで対峙する尾根(北東尾根)もスッキリ見えるが、形のよい小ピークなどもあり、北尾根に比べると起伏はあるようだ。進路を少し西方向に変え淡々とした登りに耐えるとCo1450JPで、前方は勿論、西側の展望も開けてくる。なんと、Co1570pの奥に目指す勝幌のピークがハッキリと見えているではないか。「行けるかも」という期待から「行ける!」という確信に変った瞬間だった。程なくCo1472pで、ここにスキーをデポする。というのも、とにかく先の雪面が大きく波打っていることや、Co1570pへの壁のごとく急斜面を見るにつけ、ツボ足の方がベターとしたものである。スキーで登れたとしても、下るのに一苦労しているシーンが容易に想像されたこともあるが‥。小休止の後、ツボ足でリスタートをきる。雪面は適度に固く歩行に支障はないが、兼用靴だけに足首が窮屈で波打つ雪面はやはり辛い。Co1570pへの急斜面を登りきると、勝幌への尾根ルートが正面に、また、西側には札内岳などが視野に入ってくる。緩やかな傾斜が肩付近までつづく。雪庇と時々現れる柔雪に注意しつつひたすら歩く。大きく張出す雪庇には驚かされるが、肩から続く夏尾根がまるで垂直の壁のように見える。雪崩の不安もさることながら、今時この白い絶壁を登る選択肢は私にはない。徐々に国境稜線に連なる山々が一望できるようになってくる。気分的には高揚しつつも、腰まで埋まるほどの柔雪もありペースが上がらない。復路のこともあるので13時をリミットとして登高を続ける。遠く高かったピークが少しずつ近づいてくる。除雪終点から6時間40分、12時45分に待望の頂上に到着する。思わず「着いたゾ〜」と叫んでしまう。記念の写真を撮り、東側の窪地で行動食を口にする。毎回のことだが、この山の展望の良さには感心してしまう。冠雪した日高の山々が北から南まで眺望できる。挙げだすとキリがないが、西隣の札内大斜面、孤高1839峰、シャープな稜線描くルベツネなどが印象に残る。いずれにせよ、春めく十勝平野に比べ山の上はまだまだ厳しい冬の装いである。時間が許せばのんびり昼寝でもしたいところだが、復路も楽はさせてくれそうもないのでそそくさと頂上を後にする。
登高に比べれば下降は圧倒的に容易だが、登高時の踏跡の側に亀裂が走っていたのには驚かされた。用心してかなり内側(西側)を歩いたのだが、それでも不充分ということらしい。気をつけなくては‥。Co1472pからはスキーでの下降となる。氷化した雪面は姿を消したものの、それなりに密集した樹林はスキー操作を難しいものにさせる。楽しませてもらえたのは唯一Co950p付近からCo825pまでで、Co825pからの下りなどはスキーを脱ごうかと思ったくらいである。やはり、Co825p手前から下降した方が良さそうである(「北海道の山と谷」記述)。林道歩行ではスキーにアドバンテージがあるものの、登下降に限っていえばスノーシューにやや部があるように思う。
出発時は、上まではとても行けそうにもないと思っていたが、頂上に立つことができ、大眺望まで目にすることが出来た。久々の10時間山行で足腰はガタガタだが、大きな満足感に包まれてもいた。「今日は何処の温泉にしょうかなあ〜」、そんなことを思いながら林道を除雪終点へと急ぐ。
■山行年月
2005.04.09(土)
■天気
曇のち晴
■同行者
単独
■山行形態
積雪期登山
■コース(往路/帰路)
北尾根
オピリネップ林道 Co825pへの尾根
尾根から帯広岳 対峙する尾根
氷化した雪面 十勝平野
1570コブと勝幌 頂上へ続く尾根
雪庇と夏尾根 頂上から主稜線
頂上から東望 北尾根と帯広岳
頂上東の岩場 札内岳