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コースタイム
3時30分自宅出発
地点分岐等 時間
21の沢出合 5:50
右股川徒渉点 6:25
尾根取付 6:35
ニペ見の座 7:55
シュナイダ分岐 8:40
音更山 9:35
所要時間 3:45
音更山 10:00
ブヨ沼 10:45
十石峠 11:20
ユニ石狩岳 12:00
12:15
十石峠 12:45
最終水場 13:20
十勝三股登山口 14:05
21の沢出合 14:30
所要時間 4:30
総所要時間 8:15
16時15分自宅到着
96.音更山(東大雪連峰/1932M)ユニ石狩岳1756M
音更川21の沢出合から新緑の季節を迎えた石狩の山々を縦走しました
 【@21の沢出合→尾根取付→シュナイダーコース分岐→音更山】
 雪渓がアクセントとして残り高山植物が可憐な花を咲かせ始める、冬山も美しいが新緑の季節もまた魅力的である。そんな山に身を置きたくて音更山に向かう。十石峠経由で上がる方法もあるが、とりあえず最短ルートのシュナイダー尾根を選択する。登山口の音更川21の沢出合は2002年以来だが、21の沢川は両岸の侵食・崩落が進みその幅は広がっている。左岸に上がる階段の近くまで川が迫っているという感じで、その中を白く濁った雪解け水が勢いよく流れている。稜線方向に目を転じると暗雲が立ちこめ前途多難を思わせるが、とにかく出発する。いつものことだが、重い気分も歩き始めると吹き飛んでしまうから不思議だ。左岸の登山道も深く抉れていたり、石がゴロゴロしていたりで雰囲気はかなり変わっている。そんな中を30分ほど歩くと右股川の徒渉ポイントに着く。が、川は増水しており徒渉は困難な状況だ。徒渉ポイントを探し付近を偵察するも適当なそれが見つからない。それならばと上流へ200〜300メートル遡ると川幅が少し狭まり、川に倒木が架かっているではないか。2本のストックで身体を支え何とか渡りきる。ヤレヤレだが復路の徒渉に不安がよぎる。尾根に取付くと後は滴り落ちる汗を拭き拭き一気に上る。1300メートルを過ぎたあたりから登山道の所々に残雪が現れるが登高に支障はない。ニペ見の座で一息入れるも、肝心のニペソツは前天狗から上は雲の中である。しかし、心なしか暗雲が薄れつつあるのを感じる。天気予報を信じ手足を総動員すること2時間、シュナイダー分岐に到着する。頑張ったご褒美か、暗雲は消え去り東大雪の山々はその姿を余すことなく見せてくれる。ただ風が強い!。石狩岳には見向きもせず音更山を目指す。一旦下りハイマツの中の登山道を上がり、たおやかなガラ場を登りきるとやや西側に音更山のピークがあった。北西のポン音更山と背後に広がる表大雪の山々、残雪筋の何と美しいことか。一方、ニペソツの大槍は音更山から見ると一層鋭く見える。平坦なウペペと好対照である。
【A音更山→十石峠→ユニ石狩岳→十石峠→十勝三股登山口→21の沢出合】
 復路も往路を辿るつもりでいたが、時間も早いし天気もいいので十石峠経由で降りることにする。山へきて急遽のプラン変更は厳禁がセオリーだが、未知なるルートを行く誘惑に勝つことが出来なかった。山頂を後にし東肩に向かうと縦走装備に身を包んだパーティと出会う。石狩ピストンシュナイダー下降か、それとも沼の原まで足を延ばすのか。羨望感を覚えながら東肩から一気に250メートルほど下降する。縦走装備でここを上がるのは辛いだろうなと思う。このルート、十石峠まではアップダウンを繰り返し、鞍部には残雪も見られる。特に、ブヨ沼付近は完璧に厚い雪に覆われており、雪で埋まったブヨ沢の奥に鎮座する新緑のユニ石狩岳と対照的であった。十石峠まで来るとやはりユニ石狩岳まで行きたくなる。空身でユニ石狩岳をピストンする。4年ぶりだが、直下のガレ場はコマクサの群落であったことを思い出す。
 十石峠からは十勝三股コースを下降する。ルート上の尾根は一面雪渓に覆われており、雪渓から夏道へのポイントが見つからず苦労する。そんな時は、GPSで現在位置確認→地形図確認および周辺地形との突合せ→コンパスで進行方向決定、等の基本動作を反復する。2度ほどルートを失うが、焦らず注意深く行動することでそれは見つかった。それにしてもこのコース、ルート上にはコースサインなどはほとんどなく、それを当てにしての行動は厳禁ものである。最終水場まで降り林道跡に出てしまえば、あとはひたすら笹に覆われた林道を歩く。雪解け直後ということもあるだろうが、4年前に比べるとコースは確実に荒廃しているようだ。音更川のゴウゴウという川音が聞こえてくるとほどなく十勝三股登山口である。大きな案内標識の横にザックを下ろし山旅を反芻する。行動時間は8時間に満たないが、起伏あるコースを15キロ以上も歩いた訳で、心地よい疲労感と満足感に包まれる自分を感じる。ここからは21の沢出合までの2キロほどの林道歩きで締め括る。
 しかし、この山行、我家に辿り着いてからとんでもない大失敗をしでかしたことに気づく。山中に財布と免許証を落としてしまったのだ。もしやと思い、再び登山口まで車を走らせるも見つからず。その夜の内に警察署に紛失届を出し、翌日は信販会社数社に紛失届を出すという慌しさで、後始末に大童でありました。でも、山行を振り返りながらアルコールに酔いしれるという山行後の儀式はしっかり挙行したことはいうまでもありません。

■山行年月
2004. 5.30(日)
■天気
曇のち晴
■同行者
単独
■山行形態
残雪期登山
■コース(往路/帰路)
シュナイダー尾根
十石峠  
尾根頭から音更 音更山頂上
石狩岳とニペ ニペソツ山遠望
ユニ石狩岳 石狩連峰遠望