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コースタイム
8時30分自宅出発
地点分岐等 時間
登山口 11:25
Co868 12:20
頂上 13:15
所要時間 1:50
頂上 13:30
Co868 14:00
登山口 14:25
所要時間 :55
総所要時間 2:45
17時30分自宅到着
87.藻琴山(道東山域/1000M)
衝動登山は「吹雪男」を返上し藻琴山のピークから見事な眺望を満喫
 1445峰堀ゲレンデにチトカニウシ山と連続の山行で身体はやや疲れ気味。休暇最終日は流氷の写真撮影にでも行こうということで斜里町方面目指して出発する。天気は穏やかで、今日こそ山に行くべき日だったと少し後悔する。弟子屈を過ぎると正面に東西にゆったり裾野を広げる白い藻琴山が見えてくる。この時、藻琴山には1時間ほどで上がれるコースがあることを思い出す。山スキーの準備もしてきたので、急遽、写真撮影から藻琴山山行にプラン変更する。国道391号線から東藻琴方面への道道に入り高度を上げていくと、森林限界を越えたあたりで一気に展望が広がる。西に目指す藻琴山、東に斜里岳から北東に連なる知床の山々が飛び込んでくる。思わず歓声が上がるほどの景観である。標高650メートル付近の国道側に車を止めここから登りはじめる。除雪していない展望台への道路を3回ほど横断するが、ルートは完璧にクラストしておりツボ足でも充分に登高は可能である。周囲は雪の中からハイマツが顔を出し、立派なえびの尻尾をつけている。雪は固く大きく波打っておりスキー滑降を楽しむなど到底不可能のようである。下りのルート取りを考えながら上がっていくが、とにかく風が強く頬が痛いくらいだ。しかし、景観は益々素晴らしくなる。Co868まで上がると前述した眺望に加え、眼下には全面結氷した屈斜路湖、北にはオホーツク海、東にはカムイヌプリ、南には阿寒の山々と全く申し分のないものとなる。そして、藻琴山のピークといえば頂上稜線を西に辿ったところに見えている。小さいがピラミダルな山容である。頂稜は狭いが雪庇もさほど発達しておらず、南側の落ち込みだけ注意すれば問題ないと判断、そのままスキーで行くつもりだったが相棒は例によって恐くて行けないという。そこで、雪も固いことだしここにスキーをデポしツボ足でいくことにする。小さな起伏のある頂稜を行くと何箇所か雪庇が反対側に発達している場所があり、そこは強い西風がピタリと止む。雪面上からは地形に特別な変化も見られず、視界不良時などは気を使わなければならない場所のようである。コースが南西から北西に転じると間もなく目前に屏風岩が現われる。どうしてこんな所にこんな形をした岩があるのかと不思議な気にさせられる景色で、全体的に雪が付着しモンスターと化しておりました。右手はダケカンバの生える沢で、この沢を下っていくと道道にぶつかるという地形となっている。悪天時のエスケープルートとでも言えようか。一際高い手前のピークからコルまで降りて急斜面を登ると待望の頂上である。北方向から西方向にかけてはたおやかな斜面が広がり山スキーを十分に楽しめそうである。そういえば北側に伸びるスキーコースがあるはずと目で追ってみる。問題は雪質だが、針葉樹に囲まれたかなり長いスロープを楽しめそうである。
 復路は30分ほど歩いてCo868のスキーデポ地点に戻る。雪面にはスノーシューの跡があり、私達の後を上がってきたツアーらしき一団のもののようである。俺達のスノーシュー、宝の持腐れ状態だなどと思いながらスキーを履いて下山を開始する。最初の50メートルほどは固雪だがブッシュもないのでショートターン気味に降りるも、以降はハイマツや固く波打つ雪と格闘しながらシュテムターンを繰り返す。静子はプルークボーゲンオンリーで、さぞかし足が疲れることだろうと思う。登山口は見えないが概ね斜里岳を目指して降りれば間違いない。右手の展望台施設も意識しながらあくまでゆっくりペース。下るにつれ徐々にハイマツが薄くなり、滑りを楽しむ感覚が戻ってくる。道路を横断し最後の斜面、50メールほどはブッシュもなく雪質もそれなりに安定している。大きなターンとスピードを楽しみ登山口まで一気に滑り降りる。静子も笑顔で降りてくる。かなり苦労はしたものの、やはりツボ足で降りてくるよりは数段楽しいと言う。勿論、私も「異議なし」である。
 急遽、実現した藻琴山山行、往復3時間ほどの山行だったがそれなりに楽しんだことは言うまでもない。何より、低山と言えども久々にピークに立てたという充実感は大きいし、屈斜路湖周辺の山々や知床連山、オホーツク海までの大眺望を得ることが出来たのだから贅沢と言うべきだろう。つくづく好天の有難さを実感し帰路に着く。
■山行年月
2004. 3. 4(木)
■天気
晴のち雪
■同行者
静子
■山行形態
積雪期登山
■コース(往路/帰路)
展望台
  
雪のモンスター 屈斜路と摩周岳
斜里岳遠望 ポッカリ空間が
屏風岩全景 屏風岩
もう直ぐ頂上 頂上風景