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コースタイム
6時00分自宅出発
地点分岐等 時間
登山口 10:15
南西コCo1250 11:35
一段目上 12:10
二段目下 13:05
所要時間 2:50
二段目下 13:15
一段目上 13:30
登山口 13:45
所要時間 :30
総所要時間 3:20
19時00分自宅到着
85.三段山(十勝連峰/1748M)
三段山初挑戦も吹雪と視界不良には勝てず二段目下から撤退しました
 北海道の山スキーと言えば十勝連峰の三段山がつとに有名である。山スキーの巧拙は別として、それを志す者としては行かない手はない。パウダースノーを期待して自宅を出発するも、この日は低気圧接近で全道的にお天気は荒れ模様。降雪と強風の中ドライブすること4時間弱、ようやく登山口の白銀荘に到着。勿論、山など見えるはずもないが、先行者の姿もあり、行けるところまで行くことにする。出発直前に、前日から十勝岳で火山性微動が発生しているとの情報が飛び込み少しだけ不安がよぎる。
 正面に木々が伐採されたスロープが見えるが、とにかく吹雪が強烈だ。先行者のスキー跡も右手の樹林帯へと続いているので、とりあえずはそれを使用させていただく。スキー跡は徐々に右に向かっており、地形図からは南西コース方向に伸びるルートと思いつつも、少し不安なので左上(東)にルートをとりスロープを目指す。雪質はサラサラどころか、湿気で重く膝下までのラッセルは結構堪える。樹林帯と言えども風が吹き抜け雪が舞う。時折、太い木々がミシリと音を立て、枝にたっぷりとついた雪が落ちる。落雪の直撃を受けないようルートを選びながらの登行である。小尾根に上がると前方に伐採地が広がり、その右上には急斜面が見える。一段目の側に出たわけで、ここから右手の南西コースに入っていくことにする。多少のブッシュはあるものの木々は伐採されており迷うことはない。ただ、風も強く、雪質もアイスバーンからサラサラ雪まで変化に富んでおり、緩やかな傾斜ながら滑り降りる時は意外と難しいかもしれない。反時計回りのコースをCo1250付近まで上がるも、天気、雪質ともに好転の兆しがない。加えて、後の相棒は「もう戻ろうヨ」と弱音を吐く。私としては白銀荘コースとの合流点までは行きたいのだが、止む無く引き返すことに。案の定、変化に富んだ雪質はスキーを一段と難しいものにする。雪質により滑りが全く違うのでバランスを保つのが困難になるのだ。急にスキーが下手になってしまったような気がしてくる。このまま降りてしまうのももったいないので一段目の斜面を上がってみることにする。雪もやや小降りとなり、登山口の白銀荘や上富良野方面の視界も少しだけ開けてきた。スロープから南西コースに登高中のスキーヤー達もいる。この条件の中、どこまで行くのだろうか。さて、前方はアカエゾマツの巨木が生い茂る樹林帯で、防風効果も高いようで均質の雪が降り積もっている。木の株に付着した雪が大きく「かまくら」状まで発達しているのにはビックリである。マイナスイオンに包まれた森の中をゆっくり進むと、左手の尾根筋が薄っすら見えてくる。富良野川源頭を挟んで対岸のカバワラ尾根のようである。コースサインなどなく、コンパスで方向を確認しながら進む。視界不良時などは迷いやすいのかもしれない。ハードなラッセルに耐えること40分、ようやく二段目下に到着である。短いが傾斜がきつそうな斜面の上は風雪が一段と強そうでとても行く気になれない。休憩もそこそこに往路を引き返す。快適に滑り降りたいところだが、傾斜も緩く重い深雪でスキーが進まない。漕ぎ降りるといった方が相応しいかもしれない。条件さえ良ければ5分ほどで降りられるところを15分近くかけて一段目上まで降りる。一部アイスバーンと化した斜面をシュテムターンで滑降し、最後の直線緩斜面を気分良く白銀荘に向かう。ちなみに、相棒はと言えば、途中何度か転倒していたものの、私の予想以上にスキー技術は向上しておりました。
 登山口では、前日に火山性微動を観測した十勝岳に関して北海道新聞の取材を受ける。情報伝達や入山先と目的、山の様子等についてだが、今季中に捲土重来を期すつもりでいるので何とかこのまま沈静化して欲しいと思う。折りしも、スロープの奥に前十勝が少しだけ顔を出している。火山国の住人としては過敏になる必要もないが無関心でもいられない。
 下山後は白銀荘に立ち寄る。綺麗なログハウス風の建物で、内外とも雰囲気はとてもいい。内湯と露天風呂を楽しんだ後に休憩室に立ち寄ると、そこには大勢のお年寄りが。地域の人達に親しまれている施設のようである。ここは自炊宿泊施設(大人2600円)で、今時などはここをベースに山スキー三昧とくれば最高である。
 帰路は十勝岳温泉まで足を伸ばしてみる。厳しい風雪に見舞われる高地での温泉営業、やはり私達は山が、雪が、そして温泉が好きなんだということを実感する。この辺りでは、三段山とともに富良野岳ジャイアント尾根のスキーもいいらしい。今季中の再訪を期しつつ山を下る。
■山行年月
2004. 2.26(木)
■天気
吹雪
■同行者
静子
■山行形態
山スキー
■コース(往路/帰路)
白銀荘
  
一段目上 雪一杯の樹林帯
木にはりつく雪 遠くに美瑛の丘
やや湿雪でした 薄ら三段山が‥