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コースタイム
7時00分自宅出発
地点分岐等 時間
登山口 8:25
Co900コブ 10:30
10:45
二の森 11:45
不動岩 12:00
所要時間 3:35
不動岩 12:05
二の森 12:15
Co900コブ 12:30
13:15
Co902ピーク 14:35
登山口 15:00
所要時間 2:55
総所要時間 6:30
16時30分自宅到着
84.剣山(北部日高/1205.1M)
不動岩で時間切れ撤退も初の厳冬期登山に満足度は100パーセントだ
 山スキーを始めたのも本格的な厳冬期登山を意識してのもの。先ずは入門編、北日高の剣山に挑戦することになった。ただ、ガイド(「北海道の山と谷」)では6〜7時間を要するコースであり、出発時間の遅れも考慮し、稜線到達を目標に出発する。
 神社からは明瞭なスキーやワカン跡があり、とりあえずはそれを辿る。ワカン跡は夏道尾根へ伸びており、それを上がる手もあったが、スキーの場合は西隣の冬尾根がベターと判断し、手洗川右岸のなだらかな樹林帯を行く。たまたまスキー跡もあるのでそれを使用させていただく。もしかして冬尾根ルートかとも考えたが、このスキー跡、手洗川対岸に伸びているようなので、途中からこのスキー跡と別れ、南から東にコースをとる。勿論、スキー跡などなく、膝までのラッセルである。徐々に傾斜も増し、クライミングサポートを使っても直登は辛くなってくる。キックターン(抜き上げ)の練習をかね、広い尾根をジグザグをきって上がっていく。疎林とまでは行かないが雪質もまずまずで、帰路はいくらか楽できそうである。背後には久山岳から芽室岳への連なりが見えるが、わずかに雲がかかり雪が降っているのかもしれない。Co700まで登ると傾斜がなくなり一息つくが、Co720付近からは再び急傾斜となり、細尾根に加え巨岩等も露出している。吹き溜まりもあり雪質は一様ではない。見上げていた稜線、蛙岩が目線に近づいてくる。意外とあっけないという感じで一の森南西の稜線(Co900小ピーク)に到着する。ここまでほぼ2時間、予定を上回るペースである。ここにスキーをデポしワカンに履き替え、タイムリミットを12時に設定し先へ進む。一旦コルまで下がり二の森(Co1020)まで上がるのだが、随分と高く感じる。夏道尾根のワカン跡から考えて、おそらくそれがあるだろうと予想していたが、踏跡は全くない。皆、一の森から引き返しているのだろう。そんなことを思いながら腰までもあろうかという雪と格闘し上を目指す。それにしても兼用靴は優れものだ。専用靴には及ばないものの、登下降の際に求められる微妙な足の動きにかなり対応できるのだ。少々驚きである。蛙岩の西側を回り込み二の森まで上がる。東側には樹林の向こうに少し霞んだ十勝平野が望める。平坦な大地と何処までも伸びる直線道路が印象的だ。少しクラストした雪を踏みしめながら不動岩まで行くが、ここでタイムリミットの12時になってしまう。頂上まで後1時間30分ほどもあればいけそうだが、冬山は何が起こるかわからない。予定通りここから引き返すことに。二の森からの下りでは一の森で休憩中の登山者を見る。情報交換とでもシャレこみたいが、Co900スキーデポ地点まで戻るとその姿ははやなかった。天気急変の兆候もなく、ここでのんびりとランチタイムである。ツェルトをセットしお湯を沸かす。ラーメンを食べ、コーヒーをいただく。何となく気分が豊かになるのを感じる。今積雪期中に山中泊(それも雪洞泊)を伴う山行を考えており、この剣も候補の一つ。適当な吹き溜まりもあり、ここで雪洞掘るのも悪くないと思う。
 リッチなお昼を済ませた後、いよいよスキーのシールを外して下山を始める。Co720付近までは細尾根で雪質も悪い。注意を払いながら細かく斜滑降と山ターンを繰り返す。時には木の枝に掴まって止まるシーンもあり、ルート選択に結構神経使を使う。前出ガイドでは「無理をすれば二の森までスキーを使える」とあるが、帰路を考えた場合、Co700付近の平坦地にスキーデポし、ここからはワカンで上がる方が登下降ともスピードアップが図れるのではないだろうか。ま、あくまで私のスキー技術レベルではということだが‥。Co700から下は尾根も広くなり、疎林で雪質も安定しているので大きなターンを繰り返しながら往路に戻る。後は緩斜面のスキー跡を登山口まで一気に下るだけなのだが、ここで時間も早いことだしもう少し楽しむことにする。手洗川左岸に位置するCo902ピークの東斜面が山スキーの適地のようなのだ。スキー跡を忠実にトレースしピークまで上がる。雪質は重いところもあり一様ではない。パウダースノーとは程遠いが、剣山Co900ピークからの下りに比べれば天と地ほども違う。でも、山行の疲れは確実に足腰にきているようで、2度も転倒、真白になりながらの滑りとなる。年はとりたくありませんね。例え緩やかな傾斜であっても、スキー跡を忠実に滑り降りるというのは意外と難しいもの。スキー跡が深く掘られ固くなっており制動がかけにくいのだ。止む無く踏跡外に飛び出して止まるといった具合である。これが結構太ももに来るが、それでもワカン歩行などに比べるとスピードは圧倒的に速く、北海道の冬山においては、スキーの優位性は動かし難いのではないだろうか。そんなことを実感しつつ登山口まで戻る。
 当初プランからすると、二の森往復プラス贅沢なランチタイムプラス山スキー1本でこの時間だから上々の出来である。私としては少しだけ自信をつけた山行となった。
■山行年月
2004. 2. 8(日)
■天気
快晴
■同行者
単独
■山行形態
積雪期登山
■コース(往路/帰路)
神社・冬尾根
  
樹間から十勝野 コブから北望
コブから南望 二の森
不動岩 ツェルト