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コースタイム
北麓野営場テント泊
地点分岐等 時間
北麓野営場 6:40
長官山 9:15
頂上 10:30
所要時間 3:50
頂上 12:15
三眺山 13:15
六合目 14:45
見返台 15:00
所要時間 2:45
総所要時間 6:35
16時北麓野営場到着
28.利尻山(道北山域/1721M)
大雲海から突き出るピークとあくまで鋭い仙法志稜は流石に最北の名山
 「見るも良し登も良し」という表現があるが、利尻山は正にこの通りの山で、流石に最北の名峰であった。フェリーから眺めると、海上から山がすっくと突き出ている様で、朝日をあびた尾根部分と日陰の沢筋で微妙な立体感を醸し出している。異様ではあるが、何とも見事な景観に圧倒される自分を感じることになる。
 前日は鴛泊コース3合目の北麓野営場でテント泊。早朝5時頃からバスやワゴン車で続々と登山客が詰めかける。静かな野営場は一転して喧噪に包まれる。次々と出発していく登山者達に私達もつい気がせいてしまい、予定を20分ほど繰り上げてスタートする。名水甘露泉を過ぎ針葉樹林の中を歩く。熊対策も必要なく鈴や笛の音もなく静かな山行であるが、おニューの登山靴で靴ズレがおき紐を調整することもしばしば。登るにつれ周囲はダケカンバ帯となるのだが、6月下旬というのに朝の冷え込みで氷が付着していたものである。ガスと霧雨に悩まされ5合目過ぎでレインウェアーを着込むが、7合目あたりからはガスも切れ青空も見え始めてきた。8合目の長官山まで上がると、沢筋に残雪を抱え気品ある利尻の頂上峰が飛び込んでくる。この瞬間の喜びは筆舌に尽くしがたいものがある。静子にもこの景観を見せることが出来て良かったと思うのだが、当の本人はさほどの感激はないようだ。お世辞にも綺麗とは言い難い避難小屋を横目で見ながら急登にうつる。私達のペースが速いようで、1時間以上も早発ちした人達を次々とパス。このあたりの登山道は2年前よりも広く深くなったような気がする。やはり百名山、多い登山客のせいか。直下のガレ場を落石に注意しながら登っていくと傾斜が緩み祠が見えてくる。ほどなく待望の頂上に立つも、そこにはツアーの一団がどっかと陣取り、私達は遠慮がちにすみの方で休む。それにしても中年女性のパワーは恐るべしで、頂上周辺の散策に余念がないのである。「話し・撮り・食べる」といった様子である。しかし、眺望は誰もが平等に得ることが出来る。間近の南峰とローソク岩、あくまで深く険しい西大空沢、そして大雲海と、見飽きることのない大展望である。食事をしながら雲海の切れるのを待つがこちらの方は意のままにならないようだ。
 帰路は沓形ルートを辿るが、三眺山までは全く気が抜けない。親不知子不知や背負子投げといった難所の連続なのだ。それに耐えたご褒美なのだろうか。三眺山からは、針峰のごとき仙法志綾や倒れ落ちそうなローソク岩など、迫力満点の景観を目にすることができる。以降は尾根を下るのだが、六合目あたりから下は、眺望も利かず登山道の状態も良くない。静子もつい遅れがちになるようだ。僅かな救いは登山道のすぐ側に山菜があることで、この日も夕食のおかずにとタケノコを頂戴した次第である。後で聞くと、この沓形コースは下りにはあまり使わないそうである。理由は西陽でやられるとのこと。しかし、変化に富んでおり、コースとしてはこちらの方が断然おもしろい。やはりこちらへ下って良かったとの結論を得たのであった。下山口の五合目見返台からはタクシーで鴛泊北麓野営場へ戻り(親切な運転手さんでついチップをはずんでしまった。計6000円也)、利尻富士温泉に浸かり山行の汗を流したものである。
★利尻山には99年9月に単独で登っているが、写真はその時のものも含めてある。
■山行年月
2001. 6.21(木)
■天気
曇のち晴
■同行者
静子
■山行形態
無雪期登山
■コース(往路/帰路)
鴛泊
沓形  
洋上から利尻山 長官山と利尻山
ローソク岩 頂上の祠
雲上人 大空沢方向
奇怪な南東尾根 沓形コースから
姫沼から利尻山 ヤムナイ沢から