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コースタイム
前日愛山渓温泉野営
地点分岐等 時間
愛山渓温泉 6:00
滝ノ上分岐 7:15
永山岳 9:10
愛別岳分岐 10:15
頂上 11:10
所要時間 5:10
頂上 11:30
愛別岳分岐 12:15
安足間岳 12:35
当麻乗越 14:10
沼の平分岐 15:00
三十三曲分岐 16:00
愛山渓温泉 16:15
所要時間 4:45
総所要時間 9:55
19時30分自宅到着
26.愛別岳(表大雪連峰/2112M)永山岳・安足間岳・当麻岳
山行のハイライトは強風吹きすさぶガレた細尾根をどう通過するかでした
 たおやかな山容を持つ山が多い表大雪の中で愛別岳だけ例外である。99年秋に愛山渓温泉から登ったが、雲間から見え隠れする愛別岳は険しい山に映ったものである。
 この日は天気も下り坂。雲がたれ込め風も強くなる中で、愛別岳登頂を断念する男性登山者が何人もいたくらいである。安足間から比布への稜線のほぼ中程に愛別分岐がある。荒涼とした火山灰の尾根の向こうに頂上に黒い岩を抱き深緑色の山肌を持つ愛別岳が見えている。ここまで来ると高度感や荒々しさはやや影を潜めるが、排他的な孤峰である感を強くする。早速ガレ場を下る。左右が切れ落ちた岩場を過ぎると、細いしかし明瞭な尾根に出る。この尾根付近が風の通り道らしく、強風が絶え間なく吹いている。姿勢を低くしたりストックで体を支えたりしながらひたすら進む。先行する人達がいたせいか不思議と引き返す気にはならない。この難所をクリヤーし頂上直下にたどり着く。振り返ると大覗谷が衝立のように見える。ここからは登山道が何本もある感じだが、右側から草木や岩にしがみつきながら慎重に登っていく。待望の頂上は岩がごろごろしていて意外と広い。先に来ていたグループが私達と入れ替わるように下山する。孤立したような気分となり、寂しく感じたものである。雲が益々低くなり眺望は期待すべくもない。加えて、天候悪化の気配もあり無事に尾根を戻れるかという不安感も手伝い、ゆっくり休んでいられそうにもない。そそくさと食事をとり下山準備にかかる。静子も辛かったに違いないが、ついぞその口から弱音を聞くことはなかった。帰路の尾根は思ったほどの風もなく比較的楽に通過することができた。それでも愛別分岐について時は、ホッと一安心したものである。
 以降、平坦な安足間岳に立ち寄り、当麻岳、沼ノ平を経て愛山渓に下ったのだが、沼ノ平あたりから雨となり、景観を楽しむ余裕はなかったように思う。なにしろ登山道は石や小岩だらけで、濡れていて滑るのだ。追い打ちをかけるように三十三曲がりの下りである。すっかり体力を消耗してしまった。それでも、裾合平の紅葉や奇妙な山容の大塚、小塚、そして、往路に永山岳へ登りつつ見た沼ノ平の草紅葉と湖沼群は見応え充分であった。計10時間にも及ぶ山行で心身共に疲労困憊状態だったが、「これだけ歩けたのは大きな収穫だった」と、二人で振り返ったものである。
 厳しい条件を乗り越え愛別岳の頂上に立った喜びは大きいが、個人的な好みから言えば、沼ノ平あたりからその急峻な山容を眺めていたほうがいい山ではないだろうか。
■山行年月
1999. 9.19( )
■天気
曇のち雨
■同行者
静子
■山行形態
無雪期登山
■コース(往路/帰路)
愛山渓温泉・永山岳
当麻岳・沼の平  
比布岳への稜線 分岐から愛別岳
安足間岳 大覗谷
愛別岳直下 暗雲
当麻岳南斜面 沼の平全景