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渡渉点沢風景 コース標識
急斜面手前 ホロカ山遠望
Co1360付近 Co1480の標識
VP直下の雪原 VPでニペ方向
 
ウペペ方向 VPの標識
   
 樹間に1662峰 無情の雲 
   
 復路の雪原 GPSトラック
コースタイム
登山口 6:00
 東尾根取付 7:25
Co1254P 9:40
Co1540BP 12:15
所要時間 6:15
Co1540BP 12:30
東尾根取付 13:40
登山口 14:10
所要時間 1:40
446.1662峰(東大雪/1662M)
シャクナゲ尾根のビューポイントもニペソツ天狗は厚いガスの中
昨秋の感動求め 昨年10月にニペソツ山幌加温泉コースを前天狗岳Co1730付近まで歩いてみたが、その時に目にしたシャクナゲ尾根Co1540からの大眺望は全く素晴らしく、「厳冬期に再訪したい」と強く思ったものである。今回、幌加温泉側から冬ルートの偵察を兼ねて、前天狗東の1662峰までの日帰りアタックをプランニングする。ユウンナイ川渡渉点付近までは夏道を辿るが、直前の軍艦山山行(2018年1月10日)でそこまで歩いているので状況は把握している。夏道のコースサインに導かれスノーブリッジを渡る。微かに残るトレースはどこへ向かうのだろうか。対岸に目的の尾根が張り出している。やや崩れた印象だが、迷うことなく取付く。先ずは、Co1111を目指して針葉樹の森を西進する。Co900付近で背後に朝日を見る。好天が期待できそうな雰囲気にテンションの高まりを感じる。造材道を何回か横切り、Co950辺りを過ぎると尾根形状は次第に明確となってくる。ラッセルはせいぜい20センチほどで、この時期としては楽な部類のはずだが、登山口(Co673)からCo1111まで160分を要してしまう。前半は横移動主体なのでこんなものかもしれない。尾根の背を忠実に詰めてゆくと、Co1190で右から尾根が合流してくる。尾根取付で私は左の尾根を選択したが、右をとるとここで合流することになる。右のほうが地形図的にはやや顕著なようだ。Co1190から進行方向は南西に変わる。次なる目標はCo1254だが、トラバース気味に直下北側にルートをとる。右足元の沢形が消えるとちょっとしたコル地形で、ルートを西に転じつつ今ルート中唯一の急斜面に取付く。急斜面の標高差は50メートルほどで、植生もあるので雪崩れる可能性は少ない。20分弱のジグ登行で登り切る。樹氷の奥に容の良いホロカ山が遠望できる。
VPで戦意を喪失 この辺り、今回は地形的な特徴(分かりやすさ)に重きを置いたルート選択だったが、尾根分岐のCo1190から西側の沢形を横切り、ダイレクトに急斜面に取付くという選択もある。若干だがショートカットにはなるだろう。Co1300まで上がってしまうと、尾根は広く平坦となる。雪をまとった針葉樹の森が何処までも広がる。勿論、コースサインなどなく、頼るべきは地図とコンパス、そして、GPSである。軍艦山でミスっているのでルート確認を小まめに行う。Co1400前後はだだっ広いだけでなく、傾斜も僅かなので復路の滑りが気懸りになる。おおむね、夏道の南側を辿りCo1490から南東に派生する尾根に乗る。少し尾根らしくなり、左側に沢地形を感じるようになる。樹木も疎らとなり、ふと、足元に目をやれば「ニペソツ山5K」という古びたコース標識が現れたりする。静かだった山もCo1490辺りまで上がると風が出てきた。雲行きも何やら怪しく、眺望への不安が徐々に現実のものとなる。樹林帯を抜け出すと白い緩斜面が眼前に広がる。もう少しで、シャクナゲ尾根の最初のビューポイント(Co1540)だが、灌木の奥に見えるはずの山並みや青空が見えない。背後のクマネシリ山塊もガスに隠れている。僅かに、前方右に1662峰が望めるだけである。6時間15分かけて待望のビューポイントに到着する。そこには昨秋見たような大景観はない。足元に幌加川三の沢川の源頭域が虚しく広がるだけである。ウペペサンケも姿を見せてはくれない。1662峰までは標高差120メートル、30分~40分もあれば上がれるだろうが、この天気では前向きにはなれない。VPでミニランチを摂りながらガスが切れるのを待つことにする。風は強いが雲は流れてはくれない。大眺望は今季再訪時にとっておくことにし、15分ほどでVPを後にする。
ニペへ目途立つ 先ずは直下の緩斜面を雪の感触を確かめるようにスタートする。完璧なドライパウダーではないが、スキーは僅かな傾斜でも滑ってくれる。往路の心配はどうやら杞憂に終わりそうだ。クッキリと残るトレースを軸に樹間にターンを描く。行き場を失うほど濃い植生はない。所々でコーステープを回収しながら緩斜面から急斜面を下る。Co1254付近の登り返しがどうかなと思ったが、シールの出番はなく、順調に高度を下げてゆく。途中から小雪も舞いだしたが、結局、70分で尾根取付まで降りてしまう。林道の雪質も軍艦山の時よりも良くて、10分ほど短縮し車に戻る。時間的には1662峰まで足を伸ばしても15時過ぎには下山できたと思う。今回の山行は、冒頭に記したように幌加温泉側からシャクナゲ尾根、前天狗岳を経由してニペソツ山へ上がるための偵察行だった。前天狗岳まで到達している訳ではないので、完全ではないが、テン場となるCo1540付近までの状況は掴めた。ルート上に特別問題となるような箇所はなく、ニペソツ山2泊㏢山行の目途が立ったような気がする。もう一つは体力面の問題である。今季初めての8時間山行となったが、身体が良く動いてくれたのも収穫だった。正直、安堵し、身体の小まめなメンテナンスを継続しながら本番に備えたい。ただ、装備に関しては、一気にガタが来てしまった。アンダーアウターのインナースパッツはマジックテープが剝れ、冬用スパッツはバンドフックが脱落し、数箇所穴もあいている。オーバーグローブも表面レイヤーが擦り減り裂け目が出来ている。兼用靴インナーは踵の内側が破れ、内部の固い素材が露出し靴擦れを起こす(応急処置はしているが)など、何がしかのトラブルを抱えている。使用頻度や経年劣化を考えれば充分に元は取れたのだが、年金生活者には痛い出費となる。山をやり続ける以上は必要経費として割り切らなければならない。ポジティブ思考で考えよう。
■山行年月
2018.01.18
■天気
晴時々曇
■同行者
単独
■山行形態
積雪期登山(山スキー)
■コース:往路/帰路
幌加温泉