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Co830二股の滝 滝(Co840)
滝(Co850) 滝(Co870)
Co890二股 滝(Co910)
滑床(C970) 滑床(Co990下)
   
滑床(C1030)  滑床(C1050)
   
 滑床(C1080)  滑床(C1100下)
   
 Co1170左股滝 Co1170右股
   
 Co1170上流  Co1330下流
   
 Co1440二股 Co1490上流
   
Co1630下流 山頂風景
424.伏美岳(北部日高/1792M)
美渓の名に恥じない美しさと癒し実感するも藪漕ぎはいたって不評
漫然と歩くと‥ 長かった蝦夷梅雨が明けたと思ったら、連日、30度超えの酷暑が続く‥。北海道も確実に温暖化が進み、亜熱帯域に移行しつつあるということだろう。その影響で、7月は2度の沢行がキャンセルとなってしまった。気持ちをリセットし、8月最初の沢は美渓・ニタナイ川北面直登沢から伏美岳である。今回もあさやんさんに同行していただく。夏道登山口には十数台の車が並び活況を呈しているが、目を引くのは「山の日」関連イベントだ。緑ののぼり旗が立ち、スタッフが携帯トイレを配布している。祝日化は嬉しいが、何やら仰々しいのが気懸りだ。いつもの枝沢からニタナイ川の沢床に降りる。Co830二股までは、少々鬱陶しい沢歩きで、心なしか水量も多い。それを言い訳にするわけではないが、Co700過ぎの二股を左に入ってしまう。手前から右岸を巻いていたので自然に入ってしまっていた。いつもなら、左岸を意識して歩くので、迷い込むことはないのに‥。僅かなタイムロスで済んだが、漫然と歩いているとこんなものである。
白い帯が色濃く 繁茂するブッシュ類のいたる所に巻き道らしきものが見られる。相変わらず遡行者の数は多そうだ。1時間少々でCo830二股(トムラウシ山南面沢出合)に到着。先ずは快調なプロローグである。左は末広状の滑滝、右は細いが高さのある滑滝で、実に好対照である。いずれも、朝日を浴び眩しいほどの輝きを見せる。左股に入ると核心部が始まる。Co1170二股まではほとんど滑床で、傾斜の緩い滝がアクセントのように現れるといった具合である。何度見ても美しく癒される景観だ。特に今回は、水量がやや多いこともあってか、白い帯はひときわ色濃くその幅を広げている。あさやんさんも癒されているようだ。トムラウシ山を背に、水飛沫を浴びながら、マイナスイオンを目いっぱい取り込みながら遡行を楽しむ。但し、傾斜のある滑床の遡行は慎重さが求められる。おおむね、右岸の水際か草付を上がるが、あさやんさんが行き詰るシーンはない。途中、Co890二股で少休止を入れたので、Co1170二股まで3時間弱とゆっくり目のペースとなった。
あいまいな記憶 いつも涸れている感じの右沢だが、流れはしっかりあり、苔とのコントラストが鮮やかだ。左股のトイ状(7M)を直登し長めの休みをとる。ここから沢は直線状となり、大きく開ける。ややガレ気味となるが解放感は申し分ない。傾斜は増すが難しいところもなく、ひたすら上を目指す。Co1440二股付近にはいつも通り雪渓が残っていた。注意深くキックステップを切りながら左端を行く。歩くたびにザクザクとした氷粒が顔に当たるが、この時ばかりはヒンヤリ心地よい。左股に入るとCo1530付近で再び雪渓を見るが、それほど長くはない。このあたり、背後は雪盛山となる。端正な山容に魅かれて遡行したピパイロ川八ノ沢がブタ沢だったことを思い出す。Co1600過ぎで水が涸れ、Co1630で崩れた二股が現れる。「ここだったかな〜」と思いつつも、沢形の明瞭な右に入る。あいまいな記憶を頼りに、Co1660付近から左に入る。ラスト100メートルで、灌木の藪が密となり、慣れないあさやんさんは苦戦気味だ。私とて余裕という訳ではない。
結構バテバテで 最後はご愛敬でハイマツが出てきてフィニッシュとなる。やや西よりかもしれないという勘は当たり、ピーク直下西の夏道に出る。5時間のプランだったが、45分ほどオーバーしてしまった。条件の違いはあるのだが、単独遡行時より2時間ほど余計にかかっている。ならば、相当に余力が残っているかと思いきや、結構バテバテで、やはり、体力も落ちているということだろう。私より少し遅れてあさやんさんが登頂する。最後の藪漕ぎは堪えたという。沢登りが嫌いにならなければいいが‥。12時を少し回ったくらいなので、山頂は登山者でにぎわっていると思ったが、そこは無人で私達の占有域となった。まったりしたいところだが、とにかく、虫が煩い。西ピークに移動してみると風も爽やかで虫もそれほどではない。大眺望を楽しみながらランチを楽しむ。私的に気になるのは、1967峰の北に位置する1857峰で、その北西面直登沢は今季最大の課題である。ピパイロへ向かった登山者もいるのだろうが、酷暑の尾根歩きはさぞかし辛かろう。沢登りなどはるかに体力を消耗することは間違いない。事実、遡行中は苦しいほどの暑さは感じなかった。
辛い登山道下降 1時間弱の大休止の後、夏道から下山を開始する。山頂鞍部にはテントが一張。おそらく、1967峰ピストンだろうが、1人用の可愛らしいそれだった。私など、体力もないので軽量化は必須課題である。今でも2〜3人用を使用しているが、老朽化もあり替え時かもしれない。夏道は尾根上に開削されているが、灌木等が生い茂っていて日影が多い。暑さは和らぐが、風も全くと言っていいほどない。頭から流れ落ちる汗を拭きつつ、膝をいたわりながら下降する。新品のストックをザックに括り付けてはいるのだが、使用開始のキッカケが中々掴めない(笑)。その効果のほどは分かっているのだが‥。新品と言えば、沢行用のデジカメだ。フジフィルムのXP30を北日高のペケレベツ岳沢行(小林川東面直登沢)の際に笹薮で落としてしまった。オムシャはキャノンのG1Xを持参したが、筐体は大きく重い上に、扱いに慎重さが求められる。
装備新品ずくめ そんな訳で、XP30の後継機「XP90」を購入、今次沢行でのデビューとなった。価格はリーズナブルだが、有効画素数は1640万画素。防水や手振れ補正機能も付き、動画撮影にも対応している。総じて、安価な一眼レフ並の性能を有しており、コストパフォーマンスは高い。操作方法がほとんど同じというのも嬉しい。何より、ズボンのポケットに収納できるコンパクトさがいい。今度こそ無くさないようにしたいものだ。ついでに言うと、沢靴とスパッツ、ソックスも新品である。こちらは消耗品なのでコメントする必要もないだろう。余談になってしまったが、汗だくになりながら2時間少々で下山を完了する。あさやんさんにとっては、核心部の美しさは評価できても、ラストの藪漕ぎは望外の苦しみだったようだ。私としては、優しい部類の藪なので、あえて説明しなかったが、沢経験が少ない人にはショッキングだったかもしれない。ま、藪漕ぎも含めての沢登りなので理解してもらうほかないが、今度お誘いするときは、藪の難易度を基準に考えなければならない。
■山行年月
2016.08.07
■天気
快晴
■同行者
あさやんさん
■山行形態
沢登り
■コース:往路/帰路
ニタナイ川北面直登沢
夏道(避難小屋C)
コースタイム
登山口 6:30
Co830二股 7:40
Co1170二股 9:20
9:45
 Co1440二股 10:40
伏美岳  12:15
所要時間 5:45
伏美岳 13:10
Co1224P 12:25
 登山口 15:15
所要時間 2:05