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林道から突角山 林道看板
尾根末端方向 幻想的な景色
一瞬朝日が‥ Co555から頂上
Co555から背後 中腹の樹林帯
頂稜下の緩斜面 頂上稜線
頂上 GPSトラック
409.突角山(北大雪/1059.6M)
上川三山の完登なって初めて分かった「私はミーハー登山者だと‥」
朝から雪が舞う 前日は摺鉢山を下山後に突角山登山口までの下見を済ませ、夜は上川駅の駐車場で車中泊。国道から離れた駅近くのコンビニの24時間営業は意外だったが、早立ち登山者には有難い環境である。女子ジャンパー高梨沙羅さんの地元だけあってノボリの数が半端でない。摺鉢山は好天に恵まれたが、この日は早朝から雪が舞う。崩れるのは早くても午後からと見ていたので、少し意外な気もしたが、一時的なものと判断し登山口へ向かう。上川の市街地から中愛別方面への道道を6キロほど走り、越路地区・二十七線沢左岸の道路に入る。2キロ少々で除雪終点となり、ここが登山口である。朝6時、スノモのトレースがクッキリと刻まれた林道を歩き始める。車の進入は厳しいが、この冬、何度か除雪が入ったようで、道路の両側は1メートルほどの雪壁となっている。20分も歩くと、その雪壁の奥に突角山が見えてくる。適度に尖っており、一見すると端正な山との印象である。ほどなく、林道分岐で、右手に民有林林道「越路線」という看板が出てくる。
超強力な摩擦力 当初プランは、この林道を800メートルほど直進してからキヨノ沢と日暮沢に挟まれた尾根に取付き、Co540P付近で出合う林道を経て南西尾根に上がるというもの。南西尾根Co560P辺りまでのアップダウンを回避する意図だったが、前方やや左の南西尾根末端の白い斜面を見ると初志貫徹は困難なものとなる。スノモのトレースもここで二つに分かれている。林道を離れ極緩やかな斜面を上がってゆく。傾斜がやや強まると広葉樹の林となり、一瞬、朝日が射しこむ。そこを一登りするとCo555ポコで、植生は雪の下となり視界は完全に開ける。前方には比較的大きなギャップの奥に突角山が見えてくる。山容のせいだろうか、とても1000メートル超の山とは思えない。下りと登りを繰り返すと、尾根を横切る林道に出会う。ここからは傾斜が増し、いつもならジグを切るシーンだが、今回は直登する。ベタつく雪で団子状態となったスキーは、シールを上回る摩擦力を発揮するからだ。そこかしこの古いスキートレースに導かれるように上を目指す。
ベタ雪から乾雪 Co800で傾斜は一旦緩み、緩斜面がCo900付近まで続く。パウダー時期ならスキーも楽しめることだろう。小雪が降ったり止んだりするが、視界が極端に落ちることはない。尾根幅が次第に狭まってくるのに比例して傾斜も増してくる。頂稜への登りにかかる頃には、雪質も微妙に変化したようで板には付かなくなった。こうなると流石にジグを切らざるを得ない。急登に耐えると、カンバの巨木が立つ頂稜で、尾根は一段と細くなり、特に、南側は崖状となる。うねる雪面と小さなギャップを越えてゆくと待望の頂上で、スタートからジャスト3時間の登頂劇だった。頂稜が長い場合、ピークは端にあるケースがほとんどだが、ここはほぼ中央にある。ちなみに、ここにも三角点はある(二等三角点 点名:突角山)。稜線をそのまま北進すれば、1000メートル級のピークが連続し、中腹には名のつく沼(ペンケトウ、パンケトウ)が見られるはずである。お手軽のプチ縦走ルートといったところだが、視界はせいぜい1キロほど。遠望できるはずもない。
早立ちが功奏す 
証拠写真を撮りそそくさと下山を開始する。前日よりは曇っている分、気温が上がらず、Co800付近までは雪質も今時としては良い。ストレスを感じることなく滑りを楽しむ。Co560の林道まで降りてしまうと、前方には2度の登り返しが待ち受けている。東隣りの尾根にルートをとることも考えたが、結局は往路を辿ることに。固く締まったスノモトレースをいいことに、シートラでCo580まで上がり、次のCo555.0P(三角点)はスキーで突破する。ここからは林道分岐目がけて一気に滑り降りてゆく。傾斜があるだけスキー滑降には有利である。林道まで戻ると、私と入れ替わるように、2台のスノモが山中に消えてゆく。登山口に戻る頃には、雨交じりの雪が降りだす。この時期にありがちな天気だが雨は厄介だ。濡れると、体も心も冷え切ってしまう。この時ばかりは、早立ちが功を奏したというところだろう。突角山はアプローチも容易で、冬期の日帰りスキー山行には手頃な山ではある。今のところ、それ以上の評価は思い当たらない。
完登も感激薄い これで上川三山完登はなったものの、実に感激の薄い2日間だった。頭の中には、予定通り2泊3日のニペソツ山南稜ルートを決行していれば悲願は達成できたはずとの思いが常にあった。アタック日の土曜日は全くの好天で、自分の決断を悔いてばかりいたのだ。こんな時はアクシデントに見舞われたりするものだが、何事もなく山行を完遂出来たのは喜ぶべきことである。私の不遜な態度を許し受け入れてくれた山に感謝せずにはいられない。ハッキリしたのは、山そのものよりも、上川「三山」という呼称に惹かれて登った訳で、私も俗っぽいミーハー登山者だということだろう(笑)。三山効果ここにありだが、同一町内の近いエリアに1000メートル強の山が三座存在するというのは決してありふれた話ではない。名称が定着し、多くの登山者が山に親しむ機会が増えるとすれば、それはそれで肯定的に考えたいものだ。
■山行年月
2015.03.22
■天気
曇時々雪
■同行者
単独
■山行形態
残雪期登山
■コース:往路/帰路
南西尾根
コースタイム
除雪終点 6:00
尾根Co555P 7:05
突角山 9:00
所要時間 3:00
突角山 9:10
除雪終点 10:15
所要時間 1:05