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356.双珠別岳(北日高/1383M)
欲張りプランも荒天には勝てず主稜線手前の電波塔到達が精一杯だった
左回り周遊山行 このところ週末になると計ったように天気が崩れる。誰のせいでもないのだが苛立たしい時間が7日毎に巡ってくる。テンションは上がらず、いきおい、山行も近間で済ませようと日勝詣でが続く。という訳で、今週は北日高の双珠別岳(登山界)である。と言っても、林道から南西尾根を辿るノーマルルートでは面白くない。そこで浮上したのが、東側の沢を挟んで対峙する尾根から主稜線に上がり、南東側から双珠別岳に至り、いつもの南西尾根東斜面を滑り降り林道に出るという反時計回り周遊プラン(笑)。下山口となる国道274号日勝峠日高側8合目付近の駐車帯に車を置いて、往路の尾根取付まで250メートルほどの移動である。スキーを担いで国道を歩く予定だったが、、車の往来が意外と激しくあっさり撤退。道路の北側法面をスキーで無理矢理突破する。直ぐに主稜線1275P(労山熊見山西肩)から派生する尾根末端で、狭いながら除雪帯が作られていた。ここは沢筋に沿って伸びる林道の入口で、緑の回廊看板が設置されている。
いつもの弱気が 林道を辿り途中から尾根に取付く手もあるが、今回は初めから尾根に取付く。緩やかな傾斜のエゾマツ林で、取付付近こそやや密だが直ぐに適度な疎となる。雪が降り続き、風が唸り声を上げている。気温も低いらしく、木がミシミシと音を立てている。サラサラ雪を快調にラッセルしながら進んでいくが、高度を上げるにつれて天気は悪くなる。「こんな日に無理することはない」、早くもそんな気持ちが頭をもたげる。尾根の背にルートをとるが、緩やかな尾根形状なのでその実感はない。同じルートを下るとすればコースサインを付けておくと安心である。針葉樹から灌木主体の植生に変わってくるころ、ようやく、Co1197ポコに到達する。ここまで2時間はややかかり過ぎかもしれない。傾斜はほとんどなくなり、平坦な尾根形状が見て取れるようになるが、視界は500メートル以上もあるかと思えば、30メートル先も見えなくなったりする。だが、微かに日射しもあったりするので大崩れはないのだろう。風さえ弱まってくれればいいのだが‥。
ミスマッチの感 ポコ付近に西側に張り出す雪庇を見る。この辺りの風向きは複雑なようだ。小さな起伏があるので、西側斜面をトラバースするように移動していくと、尾根は北東から北に方向を転じる。ここでようやく前方に電波塔が見えてくる。山中に忽然と現れるこの種の構造物はやはりミスマッチの感が否めない。その高さや大きさにおいて目印にはなるが何やら薄気味悪い。なるべく見ないようにしながら広い尾根を上がっていく。登りきると3基の電波塔を目の当たりにするが、下部は地吹雪でそれは浮かんでいるように見える。基部で風を凌ぎながら行動食を摂る。主稜線1275Pが見えたり見えなかったりする。勿論、西側の双珠別岳は望めるべくもない。20分ほど様子を見るが、回復の兆しがなく、この悪条件、わざわざ行くまでもないと腹が固まる。こんなことならコースサインを付けてくるんだったと後悔しながら登路を戻る。雪面の状態が一様ならノンシール下降が可能だが、シュカプラあり、吹溜りあり、カリカリバーンありで危険極まりない。
またも粘り負け 幸運にもCo1197ポコまでは視界があり目視確認で戻る。ここでシールを外しいよいよ滑降スタート。が、以降は広い尾根なのでコンパスをセットしながら慎重に滑り降りる。所々で薄らと往路のトレースも残ってはいるが、これだけをあてにしていると見失った時が大変である。20センチほどの新雪はこの時期にしては珍しいほどのパウダーで、スキーが面白いように滑りターンも決まる。国道を行き交う車の音が聞こえるようになると尾根末端は近い。右手林道寄りに回り込んで国道に出る。出発時とは違い、太陽が顔を出し、風もほとんどないので、もう少し粘ってみるべきだったかなと後悔したものである。そんな気持ちだったので、着替えることなく、兼用靴のまま運転し日勝峠に向かう。日勝北斜面で一滑りと考えたのだが、駐車帯に付いて早々に退散を決める。ここはまだ猛烈な風が吹き荒れているのだ。諦めて車中で着替えるのが情けない。ストレスを抱えたまま峠を下る。
■山行年月
2013.03.09(土)
■天気
雪時々曇
■同行者
単独
■山行形態
積雪期登山
■コース:往路/帰路
1275P南西尾根
緑の回廊看板 Co950P付近
薄日が‥ Co1197ポコ
西側に雪庇 吹雪く尾根
薄らと電波塔 辿りし平坦尾根
浮かぶ電波塔 付着する雪塊
白い主稜線方向 GPSトラック
コースタイム
自宅午前4時30分出発
Co780国道駐車帯 7:00
Co1179ポコ 8:55
電波塔 10:00
所要時間 3:00
電波塔 10:20
Co1179ポコ 10:45
Co780国道駐車帯 11:25
所要時間 1:05
自宅午後04時30分到着