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234.狩振岳(北日高/1323.4M)
予定は落合岳も駐車スペース確保できずアッサリ狩振岳西峰ルートに転進
落合岳に暗雲が 道の駅での2日目の朝を迎えるが、空模様は雲が垂れこめているようでスッキリとしない。朝食を摂った後に前日に着用した山用ウエアに着替える。シュラフの中に入れてあったので、濡れは完全に乾いているが臭いだけはどうしようもない。ま、着込んでしまえば気にならないのだが‥。ちなみに、インナーブーツや水もシュラフの中で夜をこす。少し汚いかも‥(笑)。
2日目は落合岳で、ルートは北面の迷沢林道を利用するものである。国道38号線を落合に向かって6キロ弱走った所に迷沢林道へ通じる道路がある。予想通り除雪は入っていないが、問題なのは、近くに車を止めておくスペースが全くないということである。ならば、除雪して駐車スペースを確保するという方法もあるが、国道側の雪は除雪されたそれなので氷のように固く重い。登山前のアルバイトにしてはハード過ぎるというものだろう。ここはアッサリ諦め、東尾根ルートに転進することにする。
狩振転進決める 落合市街からトマムへ向かう道路(道道136号)に分け入り、金の沢川沿いの林道に向かうが、どうも気乗りがしない。GPSにルートは入れてあるが、地形図が尾根の半ば辺りまでないのもモチベーションが上がらない理由である。アレコレ言い訳を上げながら落合岳をキャンセルし、最終日に予定していた狩振岳に向かう。上トマム市街から2キロほどで入山口のT字路である。道路はさらに奥まで除雪が入っているが、最奥の民家では駐車が許可されないらしいので手前の駐車とする。もっとも、ルート的にはほとんどメリットがないというのもある。この山、上トマム側からは2005年に訪れているが、その時はピークの北側に上がる西斜面を辿ったが、今回は西峰から派生する尾根を上がるもので、入山口こそ同じだが、ほとんど別ルートで、別の山に登る感覚に近い。
小雪が舞い山はガスに覆われているが、空は比較的明るいので躊躇せずスタートを切る。
西峰ルートから 除雪されていない道路を道なりに北東に進み、途中からブッシュ帯を横切り東にルートをとる。直ぐに林道に出会い、カラマツ林を抜ける。右に折れていく林道に別れを告げ、小沢左岸を上がり、適当なところからスノーブリッジを渡り右岸に移る。すでに取付尾根の末端だが、傾斜もほとんどなく田畑と思える平坦地もある。尾根の背にコンパスを切り直進すると、線で区切ったように針葉樹の森となり、次第に傾斜が出てくる。前回のルートは下部の起伏とブッシュが煩かったが、今回のルートはそれらからは解放され、地形的にもスッキリしていると思う。森を抜け斜上する林道を越えると高圧電線で、視界不良時などにはいい目印になりそうだ。適当な所にコースサインを付けながら上がっていくが、適度な傾斜と疎らな林は復路の滑りをより楽しませてくれそうである。Co1000辺りまで上がると傾斜は緩み、尾根の背はスキーコースのように開けてくる。
寒さと美しさが その一方で、ゴーゴーという風の音が強まり雲の流れも早い。西峰から上の状態が気になってくる。樹間から、沢を挟んで対峙する尾根と本峰が時々望め、振り返ると、麓の上トマムも薄らと見える。お天気はそれなりに安定しているが、前日のピーカンを少し分けて欲しいと思う。尾根形状が顕著になると、ほどなく傾斜が強まってくる。雪も吹溜りが出来たり、クラストしていたりで安定しない。それでも、上部が明るくなり、尾根が収斂しつつあるのを感じる。前日にもまして、木々はたっぷりと雪を付け、厳しい寒さと美しさを同居させている。スタートから3時間で西峰に着く。稜線上には僅かなカンバが烈風に耐えているだけで、天気の良い時などは気分よく稜線散歩を楽しめるだろう。ここまで上がれば目指す狩振岳は指呼の距離となり、勿論、その姿も視界に入っている。鞍部まで50メートルほど下がったところに荷をデポする。空身なので150メートルほどの登りも苦にならない。
懐かしい北尾根 ジグを切りながらカンバの木立を抜け上がり、クラストした斜面を進む。右手、09年にTorimotoさんと辿った双朱別岳からの稜線が近づいてくると、見覚えのある頂上だった。風で雪が飛ばされ、三角点はその上面を雪面に出していて、その側のエビの尻尾をつけた黄色の山頂標識も雪面に佇んでいる。クッキリとした眺望は得られないが、初ルートから上がれたという満足感に満たされていた。05年に静子と辿った北尾根も懐かしい。風が強いこともあり、およそ5分で下山の途につく。コルの荷を回収し西峰まで戻るが、天候が安定しない時にはコースフラッグなどを用意すべき稜線ではある。西峰直下まで下がりランチタイム。温かい紅茶でおにぎりを流し込んだ後、下降を開始する。尾根のやや右側の沢寄斜面は雪質が良いので、そこを選びながら滑る。ただ、コースサインの回収があるので、何処までも一気にという訳にはいかない。
変らぬ根性無し 傾斜が緩み尾根が広くなりだすと、迷うことなくその背を気分よくターンして降りる。雪質はあくまでパウダーで、少しの体重移動でイメージ通りのラインを描くことが出来る。こんな所を滑ると、誰しもがスキーが上達したと思うに違いない。下部の樹林帯も予想通り全く煩わしさはなく、前回の北ルート(仮称)よりは滑りを楽しめるようだ。小沢の通過には、安全を期してスキーを脱いで渡るが、林道の登り返しは、ノンシール・ヒールフリーでクリアし、西峰から50分で車に戻る。
3日目に予定していた狩振岳を2日目に消化したためか、もう1泊して落合岳という気が起きない。年が変わろうとも相変わらずの根性無しである。2日の車中泊のご褒美として、ホテルにでも泊って、トマムを滑り放題というのも魅力的だが、それは贅沢というものだろうと自分に言い聞かせトマム遠征を終える。
■山行年月
2010.01.18(月)
■天気
曇ときどき雪
■同行者
単独
■山行形態
積雪期登山
■コース:往路/帰路
西峰ルート
目印の人工林 人工林を行く
下部に高圧電線 疎林が続く
珍しい緑色のテープ 雪をつけた樹木
西峰直下 美しさと厳寒が同居
平坦な西峰 西峰から本峰
本峰のカンバ斜面 本峰直下
山頂標識と三角点 頂上から南東稜線
頂上の北側稜線 頂上から上トマム
雪の花 GPSトラック
コースタイム
南ふらの道の駅車中泊
地点分岐等 時間
T字路(Co635) 8:20
高圧線 9:25
西峰 11:15
11:25
狩振岳 11:40
所要時間 3:20
狩振岳 11:45
西峰 12:10
12:30
高圧線 12:55
T字路(Co635) 13:20
所要時間 1:35
自宅午後06時15分到着