トップ  自己紹介  マイソアラ  登山トップ  ギャラリー  ブック  BBS 映画日記 リンク

マイソアラタウンはリンクフリーですが、予告なく閉鎖することがありますのでご了承下さい。

メッセージはこちらまで : uzzso9003@mirror.ocn.ne.jp

copyrigrt(c)2001〜2004 shun1@ikeda All rights reserved

202.白雲山・天望山(東大雪/1187M・1173.9M)
初登山とは思えぬパワーと身のこなし「鍛え方がちがうなあ〜」と
私が自由人になる前の職場で一緒だったAKIさんが登山を始めたいというので、彼女の山デビューをお手伝いすることになった。デビューの地は然別湖畔近くの白雲山。然別湖周辺には初心者向きの山が多く、他にも、東・西ヌプカウシヌプリ山、南ペトウトル山、天望山などがある。中でも、眺望が一番いいのが白雲山である。かくいう私も初登山はこの山であり、無雪期登山の始まりと、締めくくりはこの山と決めている時期もあったくらいである。
私よりタフかも この日の天気予報は「晴」で最高気温は帯広で29度。平地では、それも頷けるうなずけるほどの熱気が朝から漂う。山が近づくにつれ、白雲山や東ヌプカのあたりに雲が包まれだす。池田から90分ほどで、登山口となる然別湖側のトウマベツ口に着く。最初に、地形図の見方も含め、コース概要、タイムプランなどを説明し、いよいよ登山がスタートする。直ぐに、湖畔コースを左に分け、右手の斜面にとりつく。登山道は少し湿気があるが、滑ることはない。木の根が剥き出しになり、岩石が点在する山道、周囲は針葉樹と広葉樹が適度に混じる森で、マイナスイオンに満た山の匂いが嬉しい。ゆっくり歩きながら、自分自身の復習のように山での歩き方などを話す。雲で日射しはないが汗が滴り落ちるほどの暑さで、Tシャツ一枚になるのに時間はかからなかった。AKIさんの様子を意識しながらの登高だが、遅れたり息を切らしたりすることは全くない。日々のランニング主体のトレーニングやマラソン大会への参加など、体力的には私よりもタフかもしれない。
天望山まで行く 登るにつれガスが濃くなり、ヒンヤリとしてくる。傾斜がなくなり、進行方向が南から東に転じると西尾根の背で、鞍部から岩の登山道を上がっていくと士幌高原コースとの分岐に出会う。標識が新しくなっているのが目につく。ここまで上がれば頂上は指呼の距離。あっけない感じで巨岩が積み上げられたような頂上である。ガスが切れて欲しいという願いもむなしく、視界は100メートルもない。先着の登山者が岩場の端で休んでいる。とりあえず証拠写真を撮るが、時間的に早く、AKIさんもどことなく物足りなさそうなので、東隣の天望山まで足を延ばすことにする。どの道、復路は天望山とのコルまで降りて湖畔コースに合流する予定なので、プランの変更幅は小さい。岩陰にひっそり咲くイワブクロをカメラに収め天望山に向かう。コルまでは急斜面に加え、AKIさんはスニーカーなのでスリップしないようペースを配慮する。足の運び方、上半身の使い方も安定していて、何よりバランスがとれた動きである。コルには湖畔コースとの分岐があり、右手の笹斜面に入る。
雲切れ眺望得る 以前来た時は笹で登山道が覆われていたが、それは刈り払われとても歩きやすい。斜面をトラバースするような感じで大きくジグを切り上がっていく。次第に周囲が明るくなり、日射しが少し感じられるようになってきた。「もしかすると上では晴れるかもしれませんよ」と私。AKIさんは「足を延ばして正解かも」と応える。笹原に青紫のアヤメを見て、ダケカンバの並木を上がると、ま新しい山頂標識が建つ頂上である。AKIさんの願いが通じたか、頂上ではガスが切れ、眼下の然別湖や周囲の山々が望めるようになる。「見えた!」と喜ぶAKIさん、案内した私としても嬉しさは同じである。風もなく昼寝でもしたいくらいのぽかぽかとした暖かさである。AKIさんからおにぎりとミニトマトなどご馳走になる。私は例によって、ラーメンとコーヒーをご馳走する。贅沢なランチタイムである。ほぼ1時間休んだ後、山頂を後にする。東雲湖へ降りるのも魅力的だが、初登山で無理は禁物である。白雲山とのコルまで戻り、湖畔コースに向かう。
最高のガイド料 ここが意外にだらだらとした下りで長い。倒れて根が剥き出しになった巨木を回り込むように降りていく。右手斜面のアカエゾマツの風倒木が痛々しい。木々はしっかり大地に根をおろしているように見えるが、実際はそうでもない。例えば、西風が常時吹くような場所ではそれに耐えるように根を張らすが、逆向きの風が吹いたりするとあっけなく倒れたりするのである。勿論、山の状態にもよるが、自然はデリケートなものなのだ。湖畔コースに出てしまうと登山口まで標高差はない。世間話などしながら歩くが、自由人となった今、3月末まで在籍していた職場の話を聞くにつけ、現役時代が遠い昔のように思い起こされる。僅か4か月、過ぎゆくは日々に疎しである。湖畔沿いの散策路然とした山道は断然雰囲気がいい。細かく揺れる湖面にカヌーが現れたりすると、「あんなのもいいなあ〜」という気分になってくる。トウマベツ登山口に戻ったのが14時前。5時間弱のまったりとした山旅を無事終える。AKIさんが「とても楽しかった」と言ってくれたのが、私にとって最高のガイド料(笑)であった。
■山行年月
2009.07.14(火)
■天気
曇のち晴
■同行者
AKIさん
■山行形態
夏道登山
■コース:往路/帰路
トウマベツ
湖畔コース
イワブクロ オオタカネイバラ
白雲山西尾根 コース標識
天望山直下カンバ 然別湖畔
ま新しい標識 GPSトラック
★コースタイム
自宅午前7時30分出発
地点分岐等 時間
登山口 9:10
白雲山 10:30
10:40
天望山 11:40
所要時間 2:30
天望山 12:45
湖畔コース 13:20
登山口 13:50
所要時間 1:05
自宅午後4時20分到着