■ ノンフィクション
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ダイジェスト(概要) 表紙
1 アメリカの保守本流 広瀬 隆 集英社新書 700 ブッシュ大統領をイラク侵攻へと駆り立てたのは石油利権ではないとする筆者。台頭する新保守主義、「ネオコン」とは何者なのか、彼らの思想と狙いを保守本流の歴史をひもときながら分析する
2 国家と犯罪 船戸与一 小学館文庫 752 キューバ、メキシコ、中国…、世界の辺境では何が起きているのか。人間が簡単に殺されているという事実、国家に対する犯罪と国家による犯罪の相関についてのルポルタージュである。
3 宿命 「よど号」亡命者達の秘密工作 高沢皓司 新潮文庫 857 よど号をハイジャックし北朝鮮に亡命した赤軍派メンバー。丹念な取材で、恐るべき国際謀略の尖兵として世界を舞台に暗躍した彼らの秘密工作の全貌を明らかにする。
4 イラク戦争 日本の運命 小泉の運命 立花 隆 講談社 1500 筆者の視点、すなわち「ブッシュに追従する小泉首相はイラク戦争の本質を理解していない」「人質自己責任論は根本的な認識が誤っている」等々から現在を分析し、歴史を通観する。
5 東京裁判(上)(下) 児島襄 中公文庫 上巻340
下巻320
昭和21年5月に開廷した極東軍事裁判は2年半、370回にも及ぶ法廷で、絞首刑7人を含む被告25人全員有罪という判決をもって幕を閉じた。「文明」の名によって戦争を裁いた東京裁判とは何だったのか。
6 日本の黒い霧(上)(下) 松本清張 文春文庫 各380 戦後、アメリカ占領下においてさまざまな怪事件が起こったが、それらは占領軍と日本の権力によって真相解明を抑えられた。これらの事件を多くの資料と筆者独自の考察で解明する。
7 自我にめざめた女性たち 和歌森太郎
山本藤枝
集英社文庫 360 古い因習と偏見に抗して女性の権利確立を目指した近代女性の情熱の歴史。最初の無女子留学生−津田梅子、新しい女たち−平塚らいてう、薄倖の才女−樋口一葉他
8 メディアの興亡(上)(下) 杉山隆男 文春文庫 上巻533
下巻552
コンピュータで新聞を作るという壮大な計画に向けて日本経済新聞社は動き出した。アポロ宇宙計画に匹敵するという難事業、大新聞の変革期に新聞人が何を考えどう行動したかを活写する。
9 テロルの決算 沢木耕太郎 文春文庫 360 山口二矢は日比谷公会堂の舞台に駆け上がり、社会党委員長浅沼稲次郎の身体に向かって一直線に突進した。17歳のテロリストと苦悩を背負った61歳の野党政治家が交錯する一瞬を描ききる。
10 烙印の女たち 澤地久枝 講談社文庫 320 世間は簡単に烙印を押し、忘れないが、烙印を押された側にどんな秘めた思いがあるのか。少女誘拐殺人事件の八文字美佐子等、6つの事件の中の女性たちを追い、人生の重さを伝える迫真のルポルタージュ。
11 職場の群像 上坂冬子 中公文庫 300 その動向が世界の注視を浴びるまでになった日本の自動車産業。トップ企業への成長と共に青春を送った筆者が、戦後動乱の中のホワイトカラーの人間群像を描く。
12 戦乱の嵐に生きる 和歌森太郎
山本藤枝
集英社文庫 360 戦国乱世の荒波に翻弄されつつ、逞しく生き抜く中世女性の波瀾の歴史。尼将軍と呼ばれた北条政子、土一揆最後の敵日野富子、炎に散った細川ガルシアなど
13 ものぐさ精神分析 岸田秀 中公文庫 460 人間は本能の壊れた動物である−。人間存在の幻想性に迫り、性から歴史まで文化の諸相を縦横に論じる。
14 あゝ野麦峠 山本茂美 角川文庫 380 明治政府が強力に推し進めていた生糸を軍艦に変える富国強兵政策を底辺で担ったのは無数の女工たちだった。苛酷な労働と折檻に耐え、流行の赤いリボンとも無縁の青春を過ごした女工達が見つめていたものは何か。
15 20世紀最後の真実 落合信彦 集英社文庫 340 今も戦い続けるナチスの残党達。今まで活字にされなかった彼らの言い分=敗者の論理を記すことで、戦後私達の頭に叩き込まれた勝者の歴史と相まって初めて20世紀の歴史の真実が明らかになる。
16 2039年の真実 落合信彦 集英社文庫 300 2039年とは「ケネディ暗殺」に関する全資料の非公開時限。何故公表を禁止したのか。この謎に挑んだ筆者は、事件の背後に軍産複合体の巨大な影が‥。
17 地球のゆくえ 広瀬隆 集英社文庫 700 目を覆うばかりの借金地獄に突入した日本経済。その裏で何が起こり、誰が利益を得てきたのか。経済シーンの歴史と事実関係の徹底調査・分析から国際金融マフィアの存在を明らかにする。
18 親はあっても子は育つ 野坂昭如 講談社文庫 280 子供達を塾へ、いい学校へ、と追い立てるうちに親と子は本来の動物的関係を失ってしまった。子供達にグロテスクな未来を残さぬために、いま親は何をなすべきか。
19 星座の楽しみ 草下英明 現代教養文庫 360 古代エジプトより人々の夢を占い神話や物語に託してきた不思議なきらめきの世界には素晴らしい夢とロマンがある。四季折々の星座解説と宇宙への手引書。
20 性と日本人 樋口清之 講談社文庫 380 古代日本人は「性」を人間と自然の繁栄の根源の力として捉え、その神秘的で不思議な力に霊性を感じていた。秀でた日本人の知的蓄積を該博な知識で綴った日本史。
21 宇宙と地球のミステリー 南山宏 講談社文庫 460 太古地球にあった宇宙人基地、ESP能力を持つ生物、宇宙心霊の伝達等、超科学が解いた驚くべき成果を豊富な写真・図版でレポートする。
22 NTTふれあいトーク大賞100選 NTT広報部 NTT出版 520 1986年に「コミュニケーションの素晴らしさを見直そう」と始められた「NTTふれあいトーク大賞」。作品は一般公募で、形に拘らない柔軟な作品に出会える。
23 さかさま世界史英雄伝 寺山修司 角川文庫 260 世界史上の英雄達の虚飾に満ちた本体を見破り、たちまち滑稽なピエロにしてしまう寺山修司の鋭い目。例えば、最初の国家統一をなした聖徳太子を、高額紙幣の亡霊となって今もなお国家統一のために活躍中−と皮肉る。
24 恐怖の2時間18分 柳田邦男 文春文庫 380 1979年3月、米スリーマイル島の原発で事故が起こり、周辺住民が避難する騒ぎになった。何重もの安全対策が施されているはずの巨大システムで何故事故が起きたのか。最新巨大装置の安全性を考える迫真のドキュメント。
25 花かおる王朝ロマン 和歌森太郎
山本藤枝
集英社文庫 300 政治に文化に目覚しい活躍をした古代の女性たちを描く女達の歴史。謎の女王−邪馬台国の卑弥呼、男勝りの女帝−持統天皇、夢の歌人−小野小町など。
26 封建女性の愛と哀しみ 和歌森太郎
山本藤枝
集英社文庫 300 封建体制に縛られた政略の具となりつつも、恋し愛し挺身した近世女性の歴史。乳のちから−春日局、町の女の恋−「好色五人女」から、幕末の女性たち−志士の妻・梅田信子など。
27 日本むかしばなし集
(一)〜(三)
坪田譲治 新潮文庫    
28 日本の民話@〜K 松谷みよ子
瀬川拓男
辺見じゅん
角川文庫 各380  
29 和をもって日本となす(上)(下) R・ホワイティング 角川文庫 各560 この本は「文化摩擦」に関する本である。日本とアメリカの間に存在している亀裂を、ベースボールというスポーツを通して描いたものである。
30 天声人語 荒垣秀雄 朝日新聞社 380 朝日新聞一面下の名物コラムを5年分収録している。天声人語は、数あるニュースの中から最も重要と考えられるものを選んで論評を加える、いわば、紙面のエッセンスがここに凝縮している。
31 数学ふしぎ・ふしぎ 矢野健太郎 新潮文庫 240 珍問、奇問を考えながら、数学の基本が身につく不思議でためになるエッセイ集。
32 宇宙学入門 日下実男 現代教養文庫 320 太陽系から銀河宇宙、島宇宙の世界にいたる大宇宙空間の秘密を、宇宙開発の成果を大胆に取り入れて綴った科学啓蒙書
33 日本人とユダヤ人 イザヤ・ペンダサン 角川文庫 260 ユダヤ人との対比という視点から展開される卓抜な日本人論。遊牧vs農耕、放浪vs定住、一神教vs多神教等、興味深いコントラスト。日本の歴史と現代の世相についての豊かな学識と深い洞察、鋭い問題を表示しつつ「日本」および「日本人」を鮮明に描く。
34 科学の楽しい発想法 H・シュナイダー 教養文庫 400 「一滴の血の中には1000種類を超える物質が含まれている」ことを私達は知っていますが、どうして分ったのでしょうか。身の回りの現象から宇宙の謎の解明まで、科学で行われる手続や発想法がどんなものか探った一冊。
35 経済学入門 都留重人 講談社学術文庫 460 働く人が受け取る所得と、それがもとになって満たされるべき福祉との関係を中心に、日常生活との関連の中で経済学を学ぶ。
36 にっぽん亭主五十人史 永井路子 講談社文庫 320 平清盛は娘のお産におろおろする子煩悩な父親−歴史上の英雄や才人を父親として捉えなおしてみると意外な素顔が現れる。今日の弱夫強妻社会と照応させながら、古代から現代に至る日本の亭主像を考証する。
37 さかさま世界史怪物伝 寺山修司 角川文庫 300 母親のエゴに操られ暴君への道を歩んだネロ−筆者の体験と今日的問題を例に挙げながら、世界史上の大人物を真っ向から斬る。
38 労働貴族 高杉良 講談社文庫 320 自動車総連の会長塩路一郎。労働者の間では「天皇」として君臨し続けた。豪華クルーザーで美女と過ごし愛人を囲うという生活ぶり。「委員長」とは何か、何が彼をそうさせ、誰がそれを許したのか、その疑問に迫る。
39 世界悪女物語 澁澤龍彦 河出文庫 380 クレオパトラや則天武后、マリー・アントワネットなど、情熱にかられ、愛欲に身を焦がし、血に魅せられ、権力に憑かれ、運命に弄ばれながら、奔放に生き破滅へと落ちていった史上名高い12人の大悪女の生涯を描く。
40 中国故事物語 駒田信二
寺尾善雄
河出文庫 380 論語から水滸伝まで、漢民族の奥深い歴史の中で育まれた知とエスプリの宝庫の中から故事・名言を選りすぐって紹介する。
41 世界の悪女たち 駒田信二 文春文庫 360 歴史は男だけが作ったわけではない。国が滅び、城が傾く背後にはしばしば美しく恐い女達がいた。暴君ネロの母、クレオパトラ、楊貴妃、豊満な肉体と好智で男を篭絡した彼女達はどんな生涯を送ったのか。
42 日本の官僚 田原総一朗 文春文庫 500 日本を動かしているのは官僚集団である。彼らはどんな仕組みで権力の意思決定に関わり、具体的にどう行動しているのか。官僚達のビヘイビアを通じて日本の権力機構を解明し、あわせて日本の未来を占う。
43 東京に原発を! 広瀬隆 集英社文庫 440 「安全で便利」というなら東京に原発を作ればいい。過疎の浜の人は死んでも仕方ないというのか。チェルノブイリ事故で一層はっきりした原発の危険性を最新データを駆使して説く。
44 ヒロシマは昔話か 庄野直美 新潮文庫 520 ヒロシマから40年、現在、広島の街を破壊しつくした原爆の113万倍もの核が地球を覆っている。原爆投下直後から、被害を受けた人々のその後の暮らし、戦後の核実験、今日の核兵器の状況までを豊富な写真と図版を使い科学的に解説する。
45 アメリカ性革命報告 立花隆 文春文庫 340 ポルノ、ウーマン・リブ、ゲイ‥。変化する現代アメリカの性意識と性分化を紹介する。
46 日本の伝説 柳田邦男 新潮文庫 180 「咳のおば様」「山の背比べ」など、今では語る人も少なく、忘れ去られようとしている伝説の数々を、民俗学の先駆者が全国からくまなく採集し、美しく平易な文章で後世に残さんとした著。
47 日本資本主義の精神 山本七平 光文社文庫 320 資本主義国家の日本では、企業が政府の命令一下、社会主義国家と見まがうばかりの強力な統制に服する。筆者は、その萌芽が徳川時代あるととらえ本質を解明する。
48 夢の心理診断 齊藤勇 ワニ文庫 490 この本はOL・大学生・女子高生など、101人から寄せられた夢を分析した一冊。夫々の夢を心理学で解き明かす「夢の世界」への旅立ちである。
49 チェルノブイリの少年達 広瀬隆 新潮文庫 360 1986年4月、チェルノブイリ原発で重大事故が発生した。何万人もの人々が住みなれた街から強制避難させられた。体中を放射能に蝕まれた彼らはどんな運命を辿るのか。避難の途中バラバラにされていったある家族をモデルに描く迫真のドキュメント。
50 何でも見てやろう 小田実 角川文庫 540 1958年夏、26歳の筆者は1日1ドル世界旅行へ旅立つ。ハワイを振り出しに米本土から北欧、英仏、スペイン‥など、青年作家の体当たりルンペン旅行が、予期せぬ体験とエピソードを織り込んで続けられる。
51 不思議の国ニッポンVol.1 ポール・ボネ 角川文庫 300 日本人的常識が西欧人の目から見れば摩訶不思議のこととして捉えられる。そして、そうであることを当然と考えるのが日本人的常識である。在日10年のフランス人の見たニッポン国。
52 原爆投下前夜 戦史研究会 角川文庫 490 昭和15年にいたってようやく日本でも原子核反応の爆弾への利用の可能性が探られ始めていた。しかし、このテーマは既に、ドイツやアメリカで膨大な物量と人力を投入して熾烈な先陣争いが演じられていた‥。
53 原子力戦争 田原総一朗 講談社文庫 360 電力資本、官僚、政治勢力、地域住民などが複雑に絡み合って探り続ける巨大利権の原子力開発。渦巻くどす黒い欲望と陰謀の構図を豊富な資料と洞察で描く。
54 天下大乱を行く 小田実 集英社文庫 300 大乱の様相を帯びて激しく揺れ動くイラン・アラブ。石油がその中心にあるのは事実だが、それだけで成り立っているのではない。人間がいて生活があって、闘いがある。世界全体に関わるその動きを捉える。
55 ニュートンとアインシュタイン 石原藤夫 ハヤカワ文庫 400 2人の偉大な物理学者の生い立ちと人となり、その理論を中心に、現代物理学の流れを分りやすく解説したハンドブックである。
56 イギリス 怖くて不思議なお話 桐生操 PHP文庫 500 深い霧と白夜の風土が生み出してきた英国のミステリーは数知れない。シェイクスピアの謎から、切り裂き魔、写真に写った妖精、ダイアナ妃騒動まで、英国の不思議で怖い話を一挙に紹介する。
57 アメリカジャーナリズム報告 立花隆 文春文庫 340 ウォーター事件を暴露した米国ジャーナリズム。米国ジャーナリストとの対話を通じて、日米ジャーナリズムの差とあるべき姿を考察し、新聞の本当の読み方を示唆する。
58 江戸禁断らいぶらりい 阿刀田高 講談社文庫 320 江戸時代は庶民文化の花盛り。艶句に春本そして小話、それらの快作怪作をすくい上げ、人生スケッチの名手が縦横に品評する。
59 農協 立花隆 朝日文庫 480 牛肉、オレンジの自由化、食管赤字など、難問を抱える昭和50年代の日本農業。その中心に位置する「農協」の総合商社顔負けの活動を追う。
60 エイリアン・リポート ティモシー・グッド 扶桑社 640 UFOは存在するのか。1940年代から各地で起き続けるUFO事件の中から、特に重要なものを選び、独自取材による新情報を加えて「エイリアンの死体回収」「エイリアンとの接触」にまで言及する。
61 覇者は何処へ 桜井淑敏 角川文庫 560 イモラサーキットに散った若き英雄アイルトン・セナ。元ホンダF1総監督の筆者が彼との出会いから死までを振り返りつつ、その「死」の全事実を明かす。「事故の原因はセナの内面にあった‥」と。
62 スパイM 小林峻一
鈴木隆一
文春文庫 460 党の資金と組織を一手に握る最高幹部として、戦前の非常時共産党を指揮。あえて大森銀行ギャング事件までやってのけた特高スパイMの複雑な心理構造を分析したドキュメント。
63 キミは長島を見たか 岩川隆 集英社文庫 440 昭和55年10月21日、長嶋茂雄は巨人軍の監督を解任された。その真相に迫る中からグランドの天才が営利目的の組織という怪物に弾き飛ばされる過程をたどる。プロ野球の代表者にして象徴のミスター、彼に関わる全てが描き出される。、
64 革命戦争の日日 チェ・ゲバラ 集英社文庫 360 キューバ革命戦争はどのようにして始まり、戦闘の苦悩の中からいかにして勝利したのか。2万人の正規軍に戦いを挑んだ数十名のゲリラたちの過酷な日日を克明に描いたドキュメント。
65 サド侯爵の生涯 澁澤龍彦 中公文庫 480 無理解と偏見に満ちたサド侯爵への理解と対決して、その真実を究明しその華麗な全貌を捉えたサド文学評論の一冊。
66 マリリン・モンロー ローレンス・シラー 新潮文庫 520 20歳でハリウッド入りしたモンローは映画界で運命の16年間を展開する。結婚・離婚を繰り返し、肉体派から知性派女優に脱皮するも、1962年8月謎の死を遂げる。死してもなお不滅のモンローの写真集である。
67 男の生き方(上) 城山三郎 文春文庫 550 大恐慌、戦争、食糧危機、高度成長、狂乱物価、高度情報化…。長く激しい変動の時代を個性通りに生き抜いた男達の列伝。男の魅力がバラエティに富み、評価する尺度がいかに多様であるか驚くばかりである。
68 決断のとき 杉本苑子 文春文庫 450 明智光秀、伊達政宗ら、12人の歴史上の人物を取り上げ、愛情溢れる人物観察と卓越した分析でさまざまな「決断」の形を浮かび上がらせる。
69 心理テスト 本明寛 現代教養文庫 400 心理学の成果を生かして、自分の、また他人の人間的な傾向と可能性をテストの形で再認識する。
70 やじうま大百科 古川愛哲 角川文庫 260 「食べる」「寝る」「笑う」…。ごく当り前の平凡な言葉が、野次馬主義の見方によってどう愉快な言葉に変貌するのか。知識のエンターテインメント集成である。
71 日本人の知恵の構造 樋口清之 角川文庫 300 一面からの速断を排し、歴史学、人類学、民俗学、自然地理学、生物学等に加え、今日の具体的事例を総合してなされた日本及び日本人的なものの点検の書。
72 日本経済の先を読む 竹内宏 新潮文庫 280 貿易摩擦、福祉政策の破綻、高齢化社会の到来。忍び寄る不安の中、日本経済はどう推移するのか。そして、日本は如何に行動すべきか。日本経済の明日を占う書。
73 ガンジー 坂本徳松 旺文社 320 アジアの光といわれたガンジー。彼の生涯はその独特の戦術「暴力なき抵抗」により、ひたすら自国民族の解放にささげられた。貧民をハリジャンと呼んで愛した人間ガンジーを描く。
74 サイレント・マイノリティ 塩野七生 新潮文庫 400 行動的ペシミストとは、「冷静に状況を把握し、自らの役割を完璧に遂行する。しかも浅薄な価値観に捉われることなく、醒めた目で相対的に見ることが出来る人間」。彼等、声なき少数派の視点で「多数派」「正義」をきる。
75 ジョン・ウェインはなぜ死んだか 広瀬隆 文春文庫 380 ジョン・ウェイン、ゲイリー・クーパー、ロバート・テイラー、スティーブ・マックィーン‥。壮絶なガン死を遂げたハリウッド俳優は多い。精緻な論証と推理でガン死多発の真相に迫る。
76 エロトピア@ 野坂昭如 文春文庫 340 男にとっての、あるいは女にとっての性を解明すべく、女子学生のセーラー服願望とマスターベーション礼讃を二本の柱に、古今東西の性知識と筆者自身の体験を投入して綴ったエッセイ集。
77 メディアの海を漂流して 筑紫哲也 朝日文庫 400 メディアの真只中に身を置く筆者のメディア論。厳しさをマスメディア批判にも拘らず、その質は低下している。まともな読者が減少し視聴者の支持を低下させ、権力に対するチェック機能を失う方向に進んでいる。
78 誰も書かなかったソ連 鈴木俊子 文春文庫 280 モスクワ特派員の妻として三年間を暮らした筆者が、衣食住をはじめ、諸々の暮らし向きを女性らしい繊細さと率直さで描き出した異色ルポ。
79 「南京大虐殺」のまぼろし 鈴木明 文春文庫 360 日中戦争で日本軍は中国の首都・南京で大虐殺を行ったという。何故その事実が日本国民に知らされなかったのか。兵、将校、従軍記者等の目撃者の証言によって事実を追求する。
80 アメリカの編集者たち 常盤新平 新潮文庫 360 アメリカを代表する雑誌を創刊し、その主張を反映させることに情熱を注いだ編集者。作家のよき助言者となつて名作の完成を支えた編集者。彼等「知の触媒」たち16人の仕事と人生を描いた。
81 電通のイベント戦略 塩沢茂 PHP文庫 400 オリンピックやワールドカップサッカー、様々なイベントに日本の企業は協賛しているが、その舞台裏には必ず電通の活躍がある。イベント演出を手段とし、広告業から総合情報産業へと転身をはかる電通の企業戦略を探る。
82 血液型人間論 能見正比古 角川文庫 380 血液型が人間の行動傾向や社会現象と大きな関わりを持ち、人間性や生き方を決める上で欠かせない鍵である。人生の成否を左右する血液型。一度きりの人生を決める科学的プランを解説する。
83 族 暮らしの思想 加藤秀俊 中公文庫 320 現代日本社会の生活のあらゆる相を、学問的方法を身につけた「生活者」としての視点で事実を調べ、整理批評を加える。これからの日本人の生活を豊かにする道を20編のエッセイとともに考える。
84 生存者
アンデス山中の70日
P・P・リード 新潮文庫 480 1972年10月、ウルグアイのラクビーチームを乗せたフェアチャイルド機が厳寒のアンデス山中に墜落した。10週間後16人が奇跡の生還を果たしたが、彼らを生き永らえさせたのは事故死した仲間達の死体だった。
85 コンピュータパニック 那野比古 中公文庫 460 情報が一層高度化する現在、犯罪の手口も高度化し、それによる社会的パニックを避けることが出来ない。内外で頻発するコンピュータ事件を総覧し、深く確実に進行する社会危機に警鐘を鳴らす。
86 小説吉田学校
第一部 保守本流
戸川猪佐武 角川文庫 420 ワンマン吉田の策謀。池田・佐藤の前に敗れ去る実力者達。権力の座を巡る政界三国志。昭和23年10月の自民党総務会は吉田首相にとって前途に暗い影を見出すものだった。政権安定を図る吉田の打ち出した策謀とは何か。
87 小説吉田学校
第二部 党人山脈流
戸川猪佐武 角川文庫 420 昭和29年12月、吉田内閣は総辞職し鳩山一郎が首相の座につく。彼は保守大合同で安定多数を得ると共に、党人実力者を擁する力を背景に日ソ復交に政治生命をかける。
88 小説吉田学校
第三部 角福火山
戸川猪佐武 角川文庫 420 昭和45年10月の総裁選、少数派閥三木武夫の得票111票は自民党内に渦巻く不満を物語っていた。任期満了の禅譲を信じる福田外相と総裁公選へ体制固めに走る幹事長田中角栄。角福対立への期待と激しい党内抗争が繰り広げられる。
89 小説吉田学校
第四部 金脈政変
戸川猪佐武 角川文庫 420 昭和49年10月、田中金脈問題が発覚する。学閥、閨閥を持たない田中にとって金脈は最大の力の源泉であり、同時にアキレス腱でもあった。七夕衆院選挙の予想外の惨敗で指導力は低下する。田中退陣は必死と呼んで動き出す各派閥と長老達。全権を握る椎名裁定のゆくえは‥。
90 小説吉田学校
第五部 保守新流
戸川猪佐武 角川文庫 380 昭和51年7月、田中前首相逮捕。検察側の意表をつく頂上作戦に自民党は色を失う。少数派閥ながら椎名裁定で政権を握りロッキード事件の徹底解明を目論む三木の前に派閥力学の原理は非情にはたらいた。
91 小説吉田学校
第六部 田中軍団
戸川猪佐武 角川文庫 340 昭和53年11月の総裁公選。政界やマスコミは「福田有利」を予想したが、自信を深める福田に目白の闇将軍は燃えた。多数派を占める田中軍団にとって、多派長期政権の誕生は、派閥消滅の危機を孕んでいた‥。
92 小説吉田学校
第七部 四十日戦争
戸川猪佐武 角川文庫 380 昭和54年10月、東京サミットの成功をバネに大平首相は解散を強行するが衆議院選挙で自民党は惨敗する。鈍牛のしたたかさで居座る大平に重くのしかかる退陣要求。国会の40日間空白は、派利派略の中で展開される。
93 小説吉田学校
第八部 保守回生
戸川猪佐武 角川文庫 420 昭和55年6月、現職首相大平正芳が志望する。弔い合戦を合言葉に戦われた衆参同時選挙は自民党の大勝利に終わった。しめやかに行われる党葬の裏側で後継者選びの思惑が渦巻く。目白の闇将軍の腹は決まりダークホースが‥。
94 素顔の昭和・戦前 戸川猪佐武 角川文庫 380 元新聞記者の著者が断片的な報道記事をつなぎ合わせて、事件の顛末を明らかにする異色の昭和通史戦前編。
95 素顔の昭和・戦後 戸川猪佐武 角川文庫 420 玉音放送に自失した国民。生きることのみの極限の状況から、溢れるばかりの物質豊かな時代へ。180度転換する社会に戸惑いつつもしたたかに順応する庶民。
96 FBI独裁者フーバー長官 ウィリアム・サリバン/ビル・ブラウン 中公文庫 540 50年近くFBIに君臨し、不当な政治力を持ってアメリカの権力構造を操ったフーバー長官とFBI機構を赤裸々に語る。ケネディ暗殺事件、機密文書漏洩事件等、全米を震撼させた事件の真相を暴露し告発する。
97 赤い楯 広瀬隆 集英社文庫 720 18世紀、フランクフルトのユダヤ人ゲットーに1人の巨人が誕生した。「赤い楯」を家紋とするその人の名はマイヤー・アムシェル・ロスチャイルド。恐るべき権力・財力を持つ闇の一族、その力が全地球を巻き込む。
98 大統領の陰謀 カール・バーンスタイン/ボブ・ウッドワード 文春文庫 560 ワシントンポスト紙の二人の若手記者が徹底した取材活動でウォーターゲートの大スキャンダルを白日の下にさらすまでの300日を描く。今世紀最大の政治「探偵」ドキュメントである。
99 UFOとは何か J・アレン・ハイネック/ジャック・ヴァレー 角川文庫 540 UFO研究の第一人者がUFO現象のあらゆる側面に光を当てた書。興味本位の立場を排し、科学の力でも解明し得ない自然領域に真摯な考察を加えた画期的なUFO論。
100 不滅なり!長嶋茂雄 文藝春秋 文春文庫 460 長嶋茂雄こそは戦後最大のスーパースターであった。数々のタイトルは勿論だが、ここ一番という時にめっぽう強く、何をやっても絵になる類まれな天才だった。
101 日本語の作文技術 本多勝一 朝日文庫 420 混乱し間違いだらけの日本語が氾濫するいま必読の書。どうすれば分りやすい文章が書けるか。この疑問に対する答えと秘訣が満載されている。
102 田中角栄研究(上)(下) 立花隆 講談社文庫 各480 日中国交回復と列島改造を叫んで政治の頂点に君臨した田中角栄。その後、一転して金権政治の権化として裁かれた。戦後保守支配体制下最大の構造的腐敗の暗部を実証する。
103 教祖誕生 上之郷利昭 講談社文庫 580 益々加熱する宗教ブーム。その火付け役は、「活火山」のごとき新興宗教である。奇跡と神話に彩られた14人の教祖を取材し、新興宗教集団の知らざれる素顔を描く。
104 ゆたかな社会 ガルブレイス 岩波文庫 980 「ゆたかさ」の増大と普及は現代に何をもたらしたのか。大企業のパワー、マネタリズムの金融政策批判、環境問題、軍事支出の批判などを論じ、豊かな社会の政治的保守化を鋭く指摘する。
105 完全なる女性 クロンハウゼン夫妻 河出文庫 540 女性が社会的差別を受けるのは、女性の性が正しく評価されていないからという視点で、女性の性が男性のそれと変わらないことを立証しようと試みる。
106 マイアメリカ 立木義浩 集英社文庫 580 死の恐怖と隣り合わせの危険に満ちた取材2年。広大なアメリカの最深部、恥部、細部をくまなく歩き回り、鮮烈な映像でアメリカを捉えた報告書。
107 安保 迷走する革新 毎日新聞政治部 角川文庫 460 1975年、中国は訪中社会党代表団との共同声明から「反安保」の文字を消した。背景に超大国の政治力学が存在したのだが、この時から社会党は日中交渉の場に席を失った。それは同時に、非武装中立・反安保を基盤とする社会党外交の崩壊でもあった。
108 悪の論理 倉前盛通 角川文庫 340 第二次大戦直後、占領軍の手で密かに剥奪された「地政学」こそ、今日の世界を支配する強国の国家論理の中枢をなすものだった。地政学の重要性を説き、情報の整理と変化に備えるための方法を明らかにする。
109 地球時代の国際政治 坂本義和 岩波新書 880 冷戦を東西対立にとどまらず、世界的不均等発展と軍事化という、より大きな枠組みで捉えることによって、これからの新時代に人間が取り組むべき課題を指摘し解決への道筋を展望する。
110 「中流」の幻想 岸本重陳 講談社文庫 360 「世間並み」だということは、生活程度が「中」だということではない。この二つを同じことだと考えるならそれは幻想である。中流意識を綿密に論じ、豊かさの条件を追求して、日本社会の現状を鮮やかに解明した書。
111 続・宇宙学入門 日下実男 現代教養文庫 320 1969年、アポロ11号が月面着陸に成功し人類は新しい宇宙時代に突入した。宇宙学の実績に基づき、身近な惑星について驚くべき事実を分りやすく紹介する。
112 怪談・奇談 ラフカディオ・ハーン 角川文庫 350 外国生まれの筆者が日本の伝説や民話などを素材にして書いた短編集。
113 昭和外交50年 戸川猪佐武 角川文庫 460 昭和の外交政策の変遷をテーマにしながら、今日なお外交音痴といわれる国民性の脆弱さを行間に語る異色の昭和50年史。
114 政権争奪 戸川猪佐武 角川文庫 460 激動の戦後日本を支え自らその進路を決した歴代の首相達。24代の首相交代劇にスポットをあてながらその裏で権力の座を求め、果てしない抗争に自らを投じて止まない政治家達の姿をリアルに描く。
115 党人の群れ
(第一部 )
戸川猪佐武 角川文庫  
116 党人の群れ
(第二部 日中戦争)
戸川猪佐武 角川文庫 420 満州事変を契機に暴走する関東軍、軍部の横暴に政党内閣は次々と崩壊していく。日中関係の平和的解決を目論む近衛内閣の方針は、盧溝橋事件の勃発で脆くもついえた。一発の銃弾が日本の運命を変えた。
117 党人の群れ
(第三部 指揮権発動)
戸川猪佐武 角川文庫 380 対日講和条約を締結し吉田茂の周辺には権力者のおごりが目立った。政界復帰を果たした鳩山一郎を中心に密かに専行する倒閣の動きは造船疑獄の発覚によって一気に爆発する。
118 坪内寿夫
経営とはこうするんや
内藤国夫 講談社文庫 400 次々と持ち込まれる倒産企業を例外なしに経営再建した「坪内イズム」とは。率先垂範、少数精鋭主義等、ユニークな経営哲学を徹底解明する。
119 演歌 日東書院編集部 日東書院 880 ズバリ、ヒット演歌の歌詞集。どうしてこんな本を購入したのか、本人も分りません。
120 血と砂と祈り 中公文庫 村松剛 760 多数の部族と宗教宗派とが対立しあい、流血のたえない中東。世界の火薬庫とも呼ばれるこの地域の歴史、政治構造を豊富な現地体験をもとに究明する。
121 千葉康則 三笠書房 400 脳は神秘な「心の座」と考えるような先入観を離れ、人間の行動や思考というものも必ず原因と結果で結ばれているという前提に立って、脳の働きを説明する。
122 サイエンス・ナウ 立花隆 朝日文庫 740 ミクロの世界から宇宙の果てまでを対象に、科学・技術の最先端の研究現場を歩き、研究者達の問題意識や研究テーマ、研究の進捗状況等を報告する。
123 攻めと守りの行動学 阿部幸夫 知的生きかた文庫 400 「攻める」という行為は、かなりの振幅を持ち、かつ、柔軟性を内に秘めた行為である。攻める対象は「心」。ここから相手の闘志を崩し、遂には心服させることが上策‥。「攻める」エネルギーについて、中国古典に事例を求め考える。
124 日本教について イザヤ・ペンダサン 文春文庫 320 政治問題から個人の思考パターンまで、古今にわたる日本人化の行動様式を分析し、日本人が殉教さえも辞さぬ「日本教」の教義を解明する。
125 ある昭和史 色川大吉 中公文庫 420 全国民を戦火に巻き込み、多くの犠牲と辛苦を強いた15年戦争を主軸に、筆者自らの個人史を含めて、昭和の時代像を鋭い視覚から描ききった現代史である。
126 これからの家庭教育 望月一宏 中公文庫 280 進学コースが決められ、受験戦争に明け暮れる子供達にとって「家庭」とは何か。混迷し模索する家庭教育の切実な問題を教育現場に身を置く筆者が親とともに解決の道を探る。
127 越山 田中角栄 佐木隆三 徳間文庫 280 越後平野の一角から突如頭角を現した、涙もろくて親孝行、浪曲好きの青年が昭和太閤への会談を上り詰めていく。いまなお田中角栄の強固な支持層「越山会」の背景にアプローチし、虚像と実像を炙り出す。
128 PORCHE(ポルシェ) 岡崎宏司 新潮文庫 440 かたくななばかりの完璧主義で世界の車をリードするポルシェの魅力を紹介する。911シリーズから、プロダクションカー、そしてレーシングカーまで、ポルシェの全てを収める。
129 説得上手になる方法 坂川山輝夫 知的生きかた文庫 420 説得を成功させる心得、何故失敗するのかの要因、タイプ別説得の方法など、基本から応用、実践例を駆使して説得力向上の実学を解く。
130 プロ野球
運命を変えた一瞬
近藤唯之 PHP文庫 514 一流の技を持つ男達がしのぎを削り競い合うプロ野球の世界。そこには、技量を超えた運命の織成す一瞬のドラマがある。往年の名選手から現役選手まで19人を取り上げ、プロ野球の誇りと熾列なドラマを描く。
131 教育と国家 高橋哲哉 講談社現代新書 720 子供達がひとたび問題を起こせば、教育基本法に問題があると識者や政治家は言う。だが、彼らのイメージしている教育とは戦前のそれの復活であり、社会環境やメディア環境の変化を全く考慮していない。「戦後教育悪玉論」を斬る。
132 労働争議 花見忠 講談社学術文庫 680 労働争議の実態と特徴を紹介しつつ、社会的風土や法制度、労使関係等、あらゆる角度からその分析と検証を試みる。
133 ビジネスマンの父より息子への30通の手紙 キングスレイ・ウォード 新潮文庫 552 父親が自分と同じ道を志そうとしている息子へ、男の言葉で語るビジネス界のルールと人間の機微を説く。人生論のあるユニークなビジネス書。
134 正義の見方 宮崎哲弥 新潮OH!文庫 600 夫婦別姓は男女平等を実現するか、仏教が本当に唱えていることは何か、戦無時代に戦争責任はあるのか等、論壇の急先鋒が「正論」の矛盾点を突くエッセイ集。
135 フォーカスな人たち 井田真木子 新潮文庫 667 バブル景気を踏み台に活躍し、写真週刊誌の格好の被写体となったAV女優黒木香、黒木を撮った監督西村とおる。事故死した個性派女優大地喜和子、元総理大臣細川護熙等、時代に翻弄された彼らの苦悩を浮かび上がらせた傑作ルポ
136 20世紀 なんでもかんでもベストテン 池田良孝/橋本勝 現代教養文庫 760 20世紀を代表する美女・美男、悪役、ヒーロー、珍事、スキャンダル、愚行、社会現象、名言、名曲など、70項目のランキングで20世紀を読み解く。
137 敗者の生きざま 新潮社編 新潮文庫 781 何処で間違えたか分らないが、進むも地獄、退くも地獄の局面に立たされた男達。死の恐怖を前に彼らはいかに決断したか。前途に暗雲立ち込めてもなお生きていくしかない女達に光明はさすのか。現代の人気作家25人が覇を競う時代小説選手権。
138 この国の失敗の本質 柳田邦男 講談社文庫 667 薬害エイズ。金融破綻、優良企業の反社会的行為、モラル喪失のエリート達等、戦後半世紀、一体この国に何が起きているのか。「再生への道は現場にあり」とする筆者が蔓延する精神の頽廃にメスを入れる。
139 人はなぜエセ科学に騙されるのか カール・セーガン 新潮文庫 667 テクノロジーが発達した現代でも妖しげな非科学がはびこり、魔女狩り当時と状況はさほど変らない。科学の驚きと面白さを子供達に伝え、真に科学する心を養わなければ人類の未来はない。卓越した惑星科学者からのメッセージ。
140 エンデュアランス号 奇跡の生還 アーネスト・シャクルトン ヴィレッジ・ブックス 840 1914年、シャクルトン隊長は27名を率いて南極大陸に向かうが、途中で漂流を余儀なくされる。想像を絶する寒さと飢餓。次々と困難が彼らを襲うが、不屈の精神力と希望を持ち続けた27名の男達は見事に生還する。
141 歌声でマフィアを黙らせた男 デイヴィッド・エヴァニアー ハヤカワ文庫 840 全米のイタリア系市民の心を鷲掴みにして数々のヒットを飛ばすシンガー、ジミー・ロゼーリ。マフィア達に堂々と刃向い本能のままに唄う姿は正に圧巻だった。フランクシナトラを凌駕する生き様と裏世界の実態を描き出した伝記。
142 タレント文化人100人斬り 佐高信 現代教養文庫 640 奢り高ぶるタレントや作家、文化人、政治家、財界人など、実名を上げて辛口佐高が筆刀を振り下ろす。
143 冒険と日本人 本多勝一 朝日文庫 640 筆者は冒険、あるいは冒険家と対峙させて日本という社会を置き、冒険家の行動そのものというよりは日本という社会の冒険家に対する反応をつぶさに検証する。
144 そして我が祖国・日本 本多勝一 朝日文庫 380 一つの事実を自らの手で掘り返し確かめながら、そこからある仮説的事実を提出するという「帰納的」方法によって創出されたリポート集である。 
145 ハリウッドはなぜ強いか 赤木昭夫 ちくま新書 720 ハリウッドの映画産業が巨大化し始めたのは80年代半ば以降のこと。その後も先端技術を貪欲に吸収し、益々大きな影響力を及ぼしつつある。ハリウッドの過去・現在・未来を探り、夢工房の舞台裏を解明かす。
146 ニュースキャスター 筑紫哲也 集英社新書 660 新聞、雑誌の記者・編集者であった筆者がテレビのニュース報道という世界に入り、そこで何を見、何を考え、何に苦悩してきたのか。「ニュース23」への自らの関わりを軸にした「ニュースキャスター論」。
147 学力があぶない 大野晋/上野健爾 岩波新書 740 若い世代の学力低下は目を覆うばかりといわれる。個を引き出す教育、6・3・3制、入試制度、偏差値、総合学習等、多岐にわたる問題について現場の声をまじえ国語学、数学の立場から切り込む。
148 誰のための改革か 内橋克人 岩波書店 1600 規制緩和こそが矛盾の拡大と深刻な社会的ダメージにつながるという筆者の警告は的中した。本書は、その後の「小泉構造改革」を中心とする経済政策が事態を一層悪化させるものと警鐘を鳴らす。
149 言葉のビタミン 日高晤郎 中西出版 1470 語りの名手である日高晤郎が「日高晤郎ショー」や様々な出会を通じて得た名言を集めたもの。筆者の人間性や哲学などが伝わってくる。
150 おもしろIQテスト ムンツァート 東京図書 680 9歳から大人まで、誰でもが手軽に挑戦できるIQテスト集。
151 情報編集の技術 矢野直明 岩波アクティブ新書 700 世はインターネット時代の到来とともに、プロの専売特許とされてきた「編集」という作業が万人のそれになった。長年、新聞社や雑誌の編集に携わった筆者がそのノウハウを伝授する。
152 人道的介入 最上敏樹 岩波新書 740 極度の迫害を受け、生命が危機に瀕している人々に対して、国際社会は何が出来るか。人道的介入の名目で行われたユーゴ空爆、ソマリア、ルワンダなどの地域紛争を検証し、21世紀における人道的であることの意味を考える。
153 頭のトレーニング 長岡鉄男 永岡書店 680 100問のパズルを解くことで、文字通り頭のトレーニングをしてもらおうとする書。随所に、考える楽しさや数字の魔術がちりばめられている。
154 不平等社会日本 佐藤俊樹 中公新書 660 実績主義や自由競争の市場社会への転換が声高に叫ばれている。だが、その実績とは本当に本人の力によるものか。一億総中流の果てに日本が至った新たな階級社会の実態を明かし、真の機会平等等への道を示す。
155 IT革命の虚妄 森谷正規 文春新書 660 インターネットで買物をする主婦、iモードに熱中する若者、彼や彼女は本当に技術革新の恩恵を受けているのだろうか。「技術は人間のためにある」という原点を忘れて、IT革命の太鼓を叩く政治家や経済人は何を考えているのか。
156 分子レベルで見る老化 石井直明 講談社 860 生命科学が明らかにした老化のメカニズムとは何か。複数存在する老化に関わる遺伝子の働きや生活習慣などの影響も含め、老化研究の新潮流を余すところなく語る。
157 四次元の世界 都紫卓司 講談社 940 四次元の世界では「卵を割らずに黄身が取り出せる」という。アインシュタインが見つけた実在する四次元から超多時間理論、重力波まで、絵には描けない世界を丁寧に解説する。
158 論争・郵便局が消える日 中公新書編集部 中公新書ラクレ 680 郵便局は何故民営化されなければならないのか。利用者のためか、財政問題化、それとも政治的理由か。官と民の壮大な対決を追い、論争地図を明示する。
159 妖怪と怨霊の日本史 田中聡 集英社新書 700 元始、日本は妖怪の国であった。彼らはこの国のあらゆる場所に暮らし、人間と共存してきた。しかし、時代と共にその姿は歴史の表舞台から消える。筆者は妖怪の足跡を辿り、彼らを本来の歴史の中に位置づけた。全く新しい「日本史」である。
160 民族の世界地図 21世紀研究会編 文春新書 750 いまほど「民族」がイデオロギーにかわる道具として露骨に利用されている時代はない。なぜ世界各地で民族紛争が頻発するのか、その原因は何かを究明する。
161 この地球に生まれあわせて 湯川秀樹 講談社文庫 400 自然界と世界をトータルに把握しようとした筆者が、地球との共存の可能性を探った文明論のほか、生きがい論や旅の回想等を収録。
162 自己発見 湯川秀樹 講談社文庫 380 「人間が忙しく走り回る文明を高度の文明とは思いません」「対立するということでなく、相待つということをもういっぺん考えなければならなぬ」。人類と社会への熱っぽい提言である。
163 創造への飛躍 湯川秀樹 講談社文庫 500 現代科学の最先端に位置する筆者が、その体験的人生観、世界観、創造性に関する考察など、30年間にわたる思想の飛跡を集大成した著。
164 半日閑談集 湯川秀樹 講談社文庫 460 最高の科学者にして哲学者、思想家の筆者の対談集Vol.1。小松左京、司馬遼太郎、梅原猛、上田正昭、吉川幸次郎、ラルフ・パンチなど。
165 科学と人間のゆくえ 湯川秀樹 講談社文庫 540 最高の科学者にして哲学者、思想家の筆者の対談集Vol.2。小林秀雄、広津和郎、井上靖、大河内一男、加藤周一、大来佐武郎、江上不二夫など。
166 都市の論理 
第一部 歴史的条件
羽仁五郎 講談社文庫 460 人間が豊で自由に暮らしていくためにあの戦後民主主義が理想とした自治の精神を今こそ蘇らそう。ヨーロッパの都市の歴史を辿りつつ、私達市民には自立の喜び、実践家には勇気と情熱を与える。
167 都市の論理
第二部 現代の闘争
羽仁五郎 講談社文庫 420 今日の切迫した都市問題は無用な公社公団を廃し、独占資本の軍事政策を阻止することにある。真の行政改革は、都市自治体の連合にあることを説く。
168 自伝的戦後史(上) 羽仁五郎 講談社文庫 320
アウシュビッツの大量虐殺=人類の絶望からの開放なくして人類に未来はない。偽りの平和を生きる私達に忍び寄るファシズムの恐怖を訴え、自由と正義のために闘えと説く。
169 自伝的戦後史(下) 羽仁五郎 講談社文庫 340 戦中・戦後を通じて、自由の敵に対し孤高な闘いを挑んだ筆者が、なぜ戦争が起こるのか、戦争を防ぐために我々がなしうることは何か、を切々と訴える革命と闘争の書。
170 不確実性の時代(上)(下) ジョン・K・ガルブレイス 講談社文庫 各380 「確信なき時代」の指導原理を問うガルブレイスの代表作。過去の偉大なる思想家、経済学者達の人間性、思想理念を過去200年の社会経済氏の中に位置づけ、不確実性の時代といわれる今日の指導原理を提示する。
171 日本共産党の研究
 (一)(二)(三)
立花隆 講談社文庫 一巻480
二巻460
三巻460
戦前の共産党の実態はどうだったか。成立の経緯、コミンテルンによる支配、資金の出所、組織、相次ぐ転向等、戦時下の弾圧による党崩壊までの激動の歴史を実証的に追う。
172 新・国富論 大前研一 講談社文庫 480 日本は世界でも指折りの富める国になったが、個人的には少しも豊ではない。「国富」とは、その中に住む全員が豊かな生活の出来る国を作ることである。
173 平成維新 大前研一 講談社文庫 560 もはや小手先の改革では何も解決しない。政府と霞ヶ関を解体して、全てをゼロペースでやり直そう。新しい日本へのグランド・ヴィジョン。
174 ルポ 権力者 その素顔 鎌田慧 講談社文庫 500 日本の政治・経済を操ってきた7人の権力者を裸にする。政商・小針暦二をはじめ、永田町蔭のドン中曽根康弘やA級戦犯・笹川良一の勲章など、闇の部分を徹底的にメスを入れる
175 日本の兵器工場 鎌田慧 講談社文庫 400 防衛庁の年間調達総額は1兆円を超えるが、兵器産業の実態は見えてこない。兵器工場の現場を丹念に取材し、巨大な防衛産業なしでは立ち行かぬ日本経済の体質と関係者達の本音を鮮明にレポートする。
176 苦海浄土 石牟礼道子 講談社文庫 380 公害という名の恐るべき犯罪「水俣病」。水俣に育った筆者が患者と添寝せんばかりに水俣の言葉で、その悲しみ怒りを自らのそれとして書き綴った著。
177 原発ジプシー 堀江邦夫 講談社文庫 480 原発の安全性に疑問を持った筆者は、自ら1人の下請け労働者となって美浜・福島第一・敦賀の各原発で働き、放射線被爆の危険な作業にも従事した。自らの体験と事実への考察から、その虚妄をはいで原発の恐ろしさを告発する。
178 円を操った男たち 田原総一朗 講談社文庫 460 マネー戦争に拠って世界を見ると迷路のような風景が単純な構図になる。アメリカの日本潰しから大蔵省・日銀の暗躍。空前の高収益に踊った証券業界とアングラマネー。舞台裏の全貌を暴く。
179 村が消えた 本田靖春 講談社文庫 460 満州への移民、戦後の悲惨な引き上げ、血と涙の開墾、巨大開発による離農解―下北半島・むつ小川原地区の人々の生涯を揺さぶり続けた国家とは何か。強大な国家権力の下で如何に多くの不幸が生み出されるか。
180 原発への警鐘 内橋克人 講談社文庫 580 スリーマイルやチェルノブイリで起きた原発事故は、改めて原子力エネルギーの怖さを実感させた。世界で安全神話が崩れているのに、なぜ日本だけが原発過密国に驀進するのか。
181 教育工場の子どもたち 鎌田慧 講談社文庫 380 愛知や千葉を発信源とする極端な管理主義教育は、教室での子供たちの自由を奪い、その心を窒息死するまでに追い込んでいる。創造的で生き生きとした生活はどうしたら蘇るのか。
182 自動車絶望工場 鎌田慧 講談社文庫 380 自動車産業は、労働の無内容さと人間の解体を満載し、排ガス、石油資源などの諸問題を前にいま大転換を迫られている。自ら季節工として働いた体験を再現したルポ。
183 文明の逆説 立花隆 講談社文庫 380 地球は40億の人間と150万種にもおよぶ生物を乗せた宇宙船だ。何処かで戦争があり、自然が破壊され犯罪が頻発し人は心身を病んでいる。これから宇宙船は何処へ行くのか。その先は破壊か復活か、危機の実態を示し警告する。
184 戦艦「大和」の建造 御田重宝 講談社文庫 400 戦艦大和の建造は、基本計画から感性まで7年の歳月を要している。当時の最先端技術を駆使して取り組んだ一大プロジェクトだった。未曾有の巨艦を造り上げた男たちの夢と挑戦の記録である。
185 トヨタシステム 門田安弘 講談社文庫 500 世界的に有名になったトヨタの生産管理システム、所謂「かんばん方式」の詳細を明かす。いかなるときも高収益を可能にし、規模や業種を問わず、あらゆる企業が応用できる秘密とは何か。
186 市民版 防衛白書 前田寿夫 講談社文庫 580 防衛予算の1パーセント枠攻防と共に、日本の軍事体制は着々と進行している。本書は市民生活を脅かすこれらの政策と現状を平易に解説し、警鐘を鳴らす。
187 テクノクラシー ブルース・ナスパーム 講談社文庫 500 ロボット工学、遺伝子工学、テレコミュニケーションの三大テクノロジー戦争の熾烈な最前線から脱落した企業、国家は破滅の道を歩み始めた。ハイテク時代の勝者の条件を徹底的に追究する。
188 麦とロッキード 本多勝一 講談社文庫 380 自然保護だけで自然は守れるのか。進歩のための開発が自然を破壊していないだろうか。種々な環境破壊や公害の原因から、隠された国際政治との関係まで説き及ぶ。人間回復のための熱き想い。
189 論語知らずの論語読み 阿川弘之 講談社文庫 360 騒がしき世のアレコレを俎上に載せ、ユーモアと風刺のスパイスをたっぷりきかせつつ、痛快に料理する。論語をダシにつづる快エッセイ。
190 マルクスその可能性の中心 柄谷行人 講談社文庫 380 私にとって、マルクスを「読む」ことは、価値形態論において「まだ思惟されていないもの」を読むことなのだ。マルクスをその可能性の中心において読むとはそういうことに他ならない(「序章」より筆者)
191 テレビ式 横澤彪 講談社文庫 380 「笑っていいとも」「オレたちひょうきん族」で笑いの世界を独占する名プロデューサーが公開するテレビ式発想のヒント。才能を引き出す秘訣から興味津々のスタジオ裏話も満載。
192 パソコン世界の嵐 脇英世 講談社文庫 500 NECが過半を押さえる日本のパソコン市場に米国メーカーが進出し、激烈な低価格競争が始まっている。揺れるパソコン業界、天王山を迎えたパソコン戦争の内部に鋭く迫り明日を読む。
193 生還への飛行 加藤寛一郎 講談社文庫 560 航空機事故で堕ちるパイロットと生還するパイロットがいる。危機に瀕しなおかつ生還したパイロットには共通点がある。有能なパイロットは短時間の出来事でも細部に的確に対応し、それを正確に記憶している。
194 アトランティス 金子史朗 講談社文庫 360 失われた大陸への夢は今もって人々の胸をかきたてる。アトランティス大陸の全貌と突然の大異変に襲われて消失する過程を、地質学から解明し多年の論争にピリオドを打つ。
195 クラシック名曲案内ベスト151 柴田南雄 講談社文庫 820 聞き継がれてきたクラシックの名曲151曲を厳選し、作曲の動機や曲の構成、時代背景などについて薀蓄を傾けて語る。
196 わたしの生涯 ヘレン・ケラー 角川文庫 490 幼い頃に病魔に冒され、盲・聾・唖と全くの弧絶界に住むヘレンを温かく励ますサリバン先生がいた。やがてこの三重苦の苦しみを克服すべき道標に変え、人生の光明を目指した彼女は博士号を受け慈愛の手を世界に広げる。
197 日本は燃えているか(上) 柳田邦男 講談社文庫 420 70年代に石油ショックの衝撃に揺れた日本の経済は、体質の一大転換を迫られていた。危機に直面した当時の人達の英知と勇気ある行動は、急激な円高の続いている今日にも多大な示唆を与えてくれる。
198 人間の発見 湯川秀樹 講談社文庫 460 最高の科学者にして思想家である筆者の対談集第3弾。北村四郎、渡辺格、宮地伝三郎、なだいなだ、司馬遼太郎、水上勉、庄野英二、森本哲郎らが登場する。
199 物理学は世界をどう変えたか 竹谷三男 講談社学術文庫 360 現代物理学の発展は、原子力時代、科学時代、宇宙時代を招来させたのみならず、現代人の世界観を変え、思想、哲学、生活態度までおも変革させる。急速な物理学の発展がもたらした変革の意義や、今後とるべき科学の方向について探る。
200 天才の世界 湯川秀樹 三笠書房 420 大きな発見とかアイディアの実現に成功する過程には、大きな無理をすることが必要である。ある人が自分を一生の間見事にコントロールし続けたら、それはそれなりに立派なことだが、それだけで常人以上の仕事をすることは出来ない。
201 毛沢東の私生活(上)(下) 李志綏 文春文庫 各680 中国革命の最大の指導者・毛沢東の秘められた皇帝振りを白日の下にさらす。毛沢東時代、反革命分子として88万人弱処刑、「大躍進」での餓死者2215万人、「文化大革命」で14万人処刑、172万人が「異常な死」を遂げている。現代中国氏の見直しを迫る書。ちなみに、筆者は本書発売3ヶ月後に自宅浴室で遺体で発見された。
202 第三の波 A・トフラー 中公文庫 780 人類は今新しい文明の創造に向かっている。第一の波の農耕社会、第二の波の産業社会を越えて押し寄せる「第三の波」は家庭生活から政治経済まで全てを一変させつつある。混乱と不安の現代に明確な未来への指針を与える。
203 暮しの思想 加藤秀俊 中公文庫 260 私達の身近にある事物を手がかりにして思想的な探検を試みる。その手段は事実の提示であり、文献渉猟による古今東西の文明の比較である。
204 憲法おもしろ事典 和久峻三 中公文庫 440 「自衛隊違憲論」や「安楽死の扱い」など、憲法に関わる身近な話題から国家の問題までを、弁護士作家が分りやすく愉快に説く。
205 宇宙についての基礎知識 宮本正太郎 講談社学術文庫 300 最新の宇宙科学の発展を踏まえながら宇宙の諸現象を平易に紹介し、構成宇宙や惑星の世界の本質を探ると共に、地球と生命の歴史までも明らかにする。
206 本田宗一郎との100時間 城山三郎 講談社文庫 460 戦後日本を驚異的なエネルギーで突っ走った独創的経営者・本田宗一郎、その独特な発想力と人間的哲学のよってきたる源泉はどこにあるのか。密着100時間の取材を通して、世界のホンダを創った男の魅力の全てを伝える。
207 ブラック・ジョーク大全 阿刀田高 講談社文庫 380 ブラック・ユーモア。笑えたとしても、その裏にはゾッとする恐怖や苦々しい思い、あるいは狂気が潜んでいる。そんなジョークをスマートに648編を紹介する。
208 新行儀読本 遠藤周作他 河出文庫 320 そもそも、いま、行儀とは何か。日常生活の中から、ふと気づく気懸かりなことを捉えて、社会生活を営む上での付き合いの心と形を探る軽妙なエッセイ集。
209 野菜・くだもの事典 石原結實 三笠書房 500 毎日食べている野菜にはどんな薬効があるのか、美味しく効果的に食べる方法は、アナタにはどんなビタミン・ミネラルが必要かなど、健康管理に必ず知っておきたい食生活の知恵。
210 民族学入門 A・E・イエンゼン他 教養文庫 360 今日ほど私達が世界の様々な民族と接する機会が多く、それが必要とされる時代はない。民族学の最近の研究成果、ことに未開民族の世界観・世界像の研究をしてきた諸学者の成果を簡明に要約する。
211 日本の知識人 小田実 講談社文庫 440 日本の近代化の特殊性と知識人の変遷から、戦後日本の知識人の状況までを、古代ギリシャや現代の欧米・インドとの対比で具体的に説き、日本の知識人に課せられた問題をあざやかに解明する。
212 母は枯葉剤を浴びた 中村梧郎 新潮文庫 520 ベトナム戦争で米軍が使用した枯葉剤。その枯葉剤に含まれる猛毒が世界を揺るがす。国際的報道写真家が生々しいカラー写真と綿密な取材で、ダイオキシン汚染の恐るべき実態を現地からレポートする。
213 トリック専科 松田道弘 教養文庫 440 トリックとは「ある種の編集」またはディフォルメによって人工的な思い違いを起こさせる騙しのテクニック。本書は、あるものの解釈が見方見せ方によって、一変するスリリングな一瞬を演出する。
214 長島が逆転する日 土井正三 角川文庫 340 昭和55年10月、長島茂雄はチーム低迷の責任を取り巨人軍を去った。後年、復帰することになるのだが、その間「長島待望論」は消える事がなかった。彼が求めていたものは「攻撃野球」。奇策・奇略を通してプロ野球の真の面白さを追求することにあった。
215 図解コーチ 野球 稲垣武 成美堂出版 520    
216 図解コーチ スピードスケート 日本スケート連盟 成美堂出版 550    
217 図解コーチ バトミントン 相馬武美 成美堂出版 500     
218 目で見るソフトボール 角田真一郎 永岡書店 480     
219 野球ルール 庵原英夫 有紀書房 460     
220 アメリカの民主政治(上) A・トクヴィル 講談社学術文庫 1000 フランスの政治学者トクヴィルは、19世紀前半に独立後のアメリカのデモクラシーの実態とその展望、本質を探るため同国を旅している。アメリカでアメリカ以上のものを見たというトクヴィルは、既にデモクラシーの本質と限界を見抜いていた。
221 タテマエとホンネ 増原良彦 講談社現代新書 480 機に臨み、人に応じて、そして利害に合わせてホンネとタテマエを使い分ける。この日本人独特の思考原理、現実処理法の機微を、理想と現実の落差、必要悪・不必要善の考え方などから縦横に分析する。
222 豊かさとは何か 暉峻淑子 岩波新書 620 モノとカネが溢れる世界一の金持ち国日本。だが、国民にはゆとりも豊かさの実感もない。筆者の西ドイツでの在住体験と対比させながら、日本人の生活のあり方を点検しむ、真に豊かな社会への道を探る。
223 大往生 永六輔 岩波新書 580 人は必ず死ぬ。それなら、人間らしい死を迎えるために、深刻ぶらずに、もっと気楽に「老い」「病い」、そして「死」を語り合う。心にしみる庶民のホンネや寸言がちりばめられ、死への確かなまなざしが、生の尊さを照らし出す。
224 パレスチナ 広河隆一 岩波新書 550 戦火が止まないパレスチナ、レバノンの絶望と希望をペンとカメラで伝え続けてきた筆者が、パレスチナ問題の輪郭を体験をも含めて語る。
225 「民」の論理「軍」の論理 小田実 岩波新書 280
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